baserCMSのデバッグモードを簡単に切り替えられるVisual Studio Code用拡張機能を作成しました。4系版と5系版の両方に対応しています。
想定している対象者
- baserCMSを用いて開発、制作を行っている方
- デバッグモードの切り替えを頻繁に行う方
どうして作ったの?
baserCMSのデバッグモードの切り替えをもっと簡単にしたいと思い、この拡張機能を作りました。
通常、デバッグモードは設定ファイルを手動で編集して切り替えますが、その手間を省きたいと考えたからです。
(管理画面からも切り替え可能ですが、より手早く行いたい方におすすめ)
- baserCMS4系
- app/Config/install.php 内の
Configure::write('debug', 0);
- app/Config/install.php 内の
- baserCMS5系
- config/.env 内の
export DEBUG="false"
- config/.env 内の
デバッグモードってなに?
baserCMSのデバッグモードは、開発やトラブルシューティングの際に役立つ機能です。
本番環境ではオフにするのが一般的です。
オンにすることで詳細なエラーメッセージやログが表示され、問題解決がスムーズになります。
開発時には主に以下の動作が変わります。
- 詳細なログ情報が生成される
- 一部のキャッシュ(ビューキャッシュやDBキャッシュ)が無効化される
参考記事
初めてのことが多く、いろいろな情報に助けられました。ありがとうございました。
- https://code.visualstudio.com/api/working-with-extensions/publishing-extension
- https://qiita.com/tkts_knr/items/92a15a9fe7475418b333
- https://dev.classmethod.jp/articles/easy-vs-code-extension-development/
- https://tercel-tech.hatenablog.com/entry/2024/03/07/233436
感想など
工夫したのは、現在のモードを表示させておくことですぐ確認できるようにしたことです。
プロジェクトを開いた直後に反映というのができなくって、一旦諦めちゃいました。
コマンド1回叩く必要があるのが改善点なのでそのうち、といったところです。