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Unity ML-Agents Release6 の環境構築方法とエラー対応

Last updated at Posted at 2020-09-15

Unity ML-agentsも正式リリースされたことで、とりあえず触ってみようということでまずは環境構築した。

起動するまでにエラーがいくつか出たので、メモをのこしておきました。
誰かのためになればいいのですが・・・。

最終的に正常に動作した環境

種類 バージョン 備考
Windows10 -
ML-Agents release 6
Python 3.7(3.7.9) 3.8 にするとtensorflow が対応してないので注意
TensorFlow 2.3.0 vc_redist.x64.exe インストールしていないとエラーになるので注意

環境構築手順

GitHub にドキュメントがまとめられているのでこれを見るのが吉。
身も蓋もないですが、本家で、現状これより良いものはない気がします。

エラー対応メモ

Python と TensolFlow のバージョンの問題

ImportError: DLL load failed while importing _pywrap_tensorflow_internal

うーんと思って調べると、TensolFlow のバージョンでエラーって言っている人が多かった。
そこで TensorFlow のサイト行ってみてみたら、そもそもPython のバージョンが 3.5-3.7 になっていて、
自分が最新版ならいいでしょって 3.8 でやっていたのがダメだったというオチ。
(Unity ML-Agent は Python が 3.6以上となっていたので、3.8 で始めたのだが)
以下で対応。

conda create -n ml-agents python=3.7

TensorFlow の環境構築が足りなかった

ImportError: DLL load failed: 指定されたモジュールが見つかりません。

が出てうまくいかない。
こちらを確認すると、おそらくだが TensorFlow のバックグラウンドで動作するための C++ の環境が足りていなかったのだと思う。

以下で対応。
こちらから vc_redist.x64.exe をダウンロードしてインストールすることでエラーが出なくなった。

補足

TensorFlowのバージョンを2.0にまで下げてさらに実行するこどでも対応可能とのこと。
試してみたが、たしかにエラーはなくなる。
以下で対応。

pip isntall tensorflow==2.0.0

yaml での typo

ValueError: 'pro' is not a valid TrainerType

ググっても全然情報が出てこないと思ったら、yaml ファイルの設定を typo していた。
この後もエラーがいくつが出たが、すべてyaml の typo だった。
設定ファイルは丁寧に書きましょう。

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