最近ちょっと気になっていた FigmaMake を触ってみました。
AIでWebデザインを自動生成してくれるサービスはいくつかありますが、実際に試してみるとFigmaMakeは他のツールと比べても仕上がりがかなり自然で、“人が作ったっぽい”サイトになります。
FigmaMakeを使って分かったこと
実際に使ってみて感じたポイントをまとめると以下の通りです。
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出力されるデザインは他ツールより自然
V0やManusと比べると、余白の取り方や構成が人間的で、AI特有の「整いすぎ」「グラデーション多用」といったクセが少ない印象でした。見た目としては「AIが作った」というより「ちゃんとしたデザイナーが作った」雰囲気に近いです。 -
WebサイトのURLは直接使えない
「このサイトを参考に」といった指定はできませんでした。 -
FigmaのURLは利用できる
自分のFigmaプロジェクトをそのまま渡せるので、既存デザインをベースにする使い方はしやすいです。 -
画像指定はあまり得意ではない
任意の画像を差し込もうとしても、期待した通りに反映されないことが多かったです。
利用プランと制限
公式サイト上では「プロフェッショナル版:3,000 credits /mo for Full seat」と記載されています。
ただし、実際に利用してみた限りでは、現時点ではクレジット上限による制約はないようです。将来的にはクレジット制限が加わる可能性がありますが、現状は月額3,000円程度で自由に試すことができます。
実際に使ったプロンプト
試しに以下のプロンプトを入れてみたところ、かなり自然なデザインが出力されました。
30代の働く女性向け。都内の夜に立ち寄れる漢方カフェのWebデザイン。
リラックス・信頼・やさしさを感じさせる。余白を贅沢に使い、
手作業で作ったような温かみのある構成。左右非対称。
フォントは明朝系か手書き風。AIらしいグラデーションや整いすぎた配置は禁止。
『&Premium』や『BRUTUS』の紙面構成を参考に。
Instagramで共有したくなるような余韻のあるビジュアル。
