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WorkDocsで自宅から会社の共有ドライブに資料をアップしてみる

Last updated at Posted at 2020-06-10

はじめに

前回紹介した記事では自宅からWorkSpacesの仮想デスクトップ上でVPNの設定を行い、会社のネットワークにつなげる方法を紹介しました。
今回は自宅のPCにある資料をWorkDocsに置き、WorkSpacesからダウンロードして会社のネットワークからしかアクセスできない共有ドライブに送ってみたいと思います。

Amazon WorkDocsとは

AWS(Amazon Web Services)が提供しているクラウドストレージサービスです。イメージとしてはGoogle DriveやDropBoxのようなものでしょうか。
WorkDocs上に置いたコンテンツはユーザー間で共有でき、ダウンロードやバージョン管理をすることができるため非常に便利です。
また、WorkSpacesを利用しているユーザーは、50GBまで無料で利用することができます。

WorkDocsの設定

早速設定をしていきましょう。
AWS マネジメントコンソール画面>エンドユーザーコンピューティング>WorkDocs をクリック。
20200529.png
WorkDocsサイトの管理画面が表示されます。
※画像はすでにサイト作成済みのものを使っているため、一覧にWorkDocsのURLが表示されています。
新しいWorkDocsサイトの作成 をクリック。
20200529_1.png
標準セットアップの起動をクリック。
20200529_2.png
Simple ADの作成 をクリック。
20200529_3.png
ディレクトリの詳細情報を入力していきます。

  • アクセスポイント
    WorkDocsのアクセスURLになります。

  • ディレクトリの詳細
    任意のDNS名を入力します。

  • WorkDocs管理者の名前
    利用するユーザーのメールアドレス、姓、名を入力します。

  • VPC設定
    WorkDocs で使用する既存の VPC を選択 を選択して、作成済みのVPCとサブネットを設定します。

20200529_5.png
最後に問題がないか確認して、問題がなければ作成してください。

WorcSpaceでWorkDocsと同期

WorcSpaceにアクセスし、Install Amazon WorkDocsをクリックします。
20200603_6.png
クライアントが立ち上がるので、詳しくはこちらをクリック。
20200603_1.png
WorkDocsサイトのURLを入力し、次へをクリックします。
※WorkSpacesの登録コードを入力すれば、WorKDocs作成の手順を経由する必要がないらしいのですが、未検証のため今回は作成済みのWorkDocsに同期するという方法を紹介しています。
20200603_2.png
WorcSpaceのユーザー名とパスワードを入力してサインインをクリックします。
20200603_3.png
WorkDocsと同期するフォルダの場所を決めます。
問題なければ次へをクリックします。
20200603_4.png
今回はすべてのファイルを同期します。
20200603_5.png
これでWorcSpace側の設定は完了です。

実際にファイルを同期してみる

ここからはWorkDocsの設定で作成したWorkDocsに実際にファイルを設置してみます。
WorkDocsサイトの管理画面からWorkDocsのURLをクリックします。
20200603_13.png
MyDocs画面が表示されます。
適当に作成したテキストファイルをドラッグ&ドロップでMyDocs画面に設置します。
20200603_10.png
WorkSpacesでWorkDocsと同期したフォルダに移動します。
20200603_8.png
設置した直後はファイルがありませんが...
20200603_9.png
しばらくすると同期が完了してテキストファイルが見えるようになりました。
20200603_11.png

会社の共有ドライブにファイルを設置

WorkSpacesからVPNで会社のネットワークにアクセスして、先ほどWorkDocsに置いたテキストファイルを共有ドライブに設置します。
20200603_16.png
後日、事務所から共有ドライブを確認すると無事に中身を見ることが出来ました。20200603_17.png

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