はじめに
インフォマティカが提供する、 CDGC(データガバナンス&カタログ)を使って、MySQLからメタデータを取得(スキャン)するためのガイドです。
※2023/12時点の情報を元にしています。
事前準備
CDGCがセットアップ済みであり、メタデータコマンドセンターのメニューにアクセスできるライセンス、およびユーザロール、ユーザである事を確認して下さい。こちらのナレッジベースより手順をご確認下さい。
前提
このセクションでは、MySQL 接続を構成するための権限について説明します。MySQL ソース システムの以下の information_schema テーブルの読み取りアクセスを設定します
- SCHEMATA
- TABLES
- COLMUNS
- TABLE_CONSTRAINTS
- KEY_COLUMN_USAGE
- VIEWS
スキャン対象
MySQLから下記のメタデータを取得可能です。
- データベース
- スキーマ
- テーブル
- ビュー
- マテリアライズド・ビュー
接続設定
CDGCのスキャンに限らず、IDMCプラットフォームとしては、各種DBやファイルシステムへアクセスするために接続(Connection)を作成する必要があります。ナレッジベース(KB)の手順もご確認下さい
1. JDBCドライバの準備
MySQL ソースシステムからメタデータを抽出するには、MySQL JDBC ドライバ mysql-connector-java-8.0.27.jar を Secure Agent インストールの次の場所にコピーします:
<Secure Agent インストールディレクトリ>/apps/Data_Integration_Server/ext/drivers/<MySQL ドライバ>
Metadata Command Center は MySQL JDBC ドライバ バージョン 8.0.27 をサポートしています。
SSL等の暗号化通信を利用している場合、接続エラーとなる場合があります。
下記のKBに従い、管理画面のランタイム環境において、 システム構成の詳細 > サービス=Data Integration Server > タイプ=Tomcat にある 名前 :「MySQL_JDBC_DRIVER_JARNAME」に対して、値 :「 'mysql-connector-java-8.0.27.jar' 」 を設定して下さい。Secure Agentが自動再起動するのを待って、接続テストを実施して下さい。
https://knowledge.informatica.com/s/article/561573?language=en_US
2. 管理メニュー → 接続からMySQLへアクセスするための情報を入力
- タイプは「MySQL」を選択して下さい。
スキャン設定
詳細のステップは、マニュアルも合わせて参照して下さい。
4. MySQLへの接続情報を選択し「次へ」をクリック
必要に応じて、「テスト接続」にて、正常に接続できることを確認して下さい
5. ランタイム接続から利用するSecure Agentを選択、必要に応じてフィルタによる絞り込みを実施し、「保存」をクリック
6.「関連付け」「スケジュール」は必要に応じて設定しますが、今回はすぐにスキャンを実施したいため、「保存」後に、「実行」をクリックし、実行スコープを確認して、実行を開始
7. ジョブ監視画面に自動で遷移するので、しばらく待ってステータスが完了した事を確認
結果の確認
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