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AIでデータ分析-ハイパーパラメータチューニング:ラッソ回帰で従業員の給料を予測する

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  • AIでデータ分析-ハイパーパラメータチューニング:ラッソ回帰で従業員の給料を予測する
  • 用いるデータの紹介
  • まずはPythonで実装する
  • AIの活用:ChatGPTで実行する
  • まとめ

AIでデータ分析-ラッソ回帰.png

AIでデータ分析-ハイパーパラメータチューニング:ラッソ回帰で従業員の給料を予測する

このノートは、分析においてAIを使って何ができて何ができないかを検証するために、実際に試した結果をまとめたノートです。

今回はラッソ回帰で従業員の給料を予測し、最適なハイパーパラメータや精度を確認していきたいと思います。

その際、AIとどちらがよりよい結果が得られるか、試してみたいと思います。AIを用いることでいかに効率化できるのか、体験していただければと思います。

所要時間は30分ほどとなっています。

それでは、さっそく始めていきましょう!

データの紹介

今回検証に用いるデータのサンプルデータは従業員データです。サンプルデータはこちらからダウンロードできます。

1行が従業員1人のデータになっています。列情報としては年齢、性別、婚姻ステータス、部署、職種、給料などがあります。

スクリーンショット 2025-10-09 2.51.08.png

従業員.png

まずはPythonで実装する

統計モデルにラッソ回帰を用い予測モデルを作成→各評価指標でモデルの評価をPythonで実装します。

スクリーンショット 2025-11-02 1.45.57.png

結果を確認します。

スクリーンショット 2025-11-02 1.46.18.png

最適なハイパーパラメータは

alpha : 10.0

テストデータでの評価は

MSE=約1349497

MAE=約884

R2=約0.933

MAPE : 0.176

でした。分析の所要時間は5分でした。

AIの活用:ChatGPTで実行する

次にAIを使って同じことをするため、chatGPTに従業員データをアップロードし、

「添付のデータを使って下記を実行して。 1、給料の列を目的変数、他の列を説明変数(離職の列は削除する)としてデータフレームを切り分ける 2、訓練データ7割、テストデータ3割に分割する 3、データの前処理としてデータタイプが数値型の列は標準化し、object型の列にはダミー変数化する 4、アルゴリズムはラッソ回帰を使いハイパーパラメータチューニングで最適なモデルを作る 5、モデルの評価指標として、MSE,MAE,決定係数を求めて表示する」と入力し、実行します。

スクリーンショット 2025-11-02 1.47.48.png

結果を確認します。

スクリーンショット 2025-11-02 1.48.23.png

最適なハイパーパラメータは

alpha : 10

テストデータでの評価は

MSE=約1349479

MAE=約884

R2=約0.934

MAPE : 約0.176

でした。分析の所要時間は1分でした。

まとめ

今回はラッソ回帰で従業員の給料を予測するにあたり、2つの方法を試しました。

1つ目の方法はPythonを用いた方法と、もう1つはchatGPTを用いた方法です。

結果は全く同じ結果を得ることができ、AIを用いることでより効率よく分析を行うことできるケースがあることを

確認することができました。

AIでできることとできないことを把握し、うまく活用することで、データ分析もかなり効率化できそうですね!

AIでデータ分析-ハイパーパラメータチューニング:ラッソ回帰で従業員の給料を予測する は以上となります!

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