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【店舗向け】JPYCのQRコード決済アプリを作った話 - お客様にSBTスタンプを集める楽しみも提供

Last updated at Posted at 2025-11-27

はじめに

「暗号資産って難しそう...」
「キャッシュレス決済の手数料が高くて困る...」
「お客様にもっと来店してもらえるような仕組みがほしい...」

そんな店舗経営者の皆様に朗報です!今回、日本円ステーブルコインJPYCを使った店舗向けQRコード決済システムを開発しました。しかも、お客様がデジタルスタンプカードを集める楽しみも味わえる、これまでにない決済体験をご提供します。

この記事では、「技術的な知識がなくても、なぜJPYC決済を導入すべきなのか」 そして 「実際にどれくらい簡単に始められるのか」 をお伝えします。

🎯 この記事でわかること

  • JPYCとは何か、なぜ店舗にメリットがあるのか
  • 従来の決済手数料との圧倒的な違い
  • 5分でできる導入ステップ
  • お客様に喜ばれるSBTスタンプカードの仕組み
  • 実際の店舗での運用イメージ

JPYC(ジェーピーワイシー)って何?なぜ注目されているの?

JPYCの特徴

JPYC(JPY Coin) は、日本円にペッグ(連動)したステーブルコインです。1 JPYC = 1円で価値が固定されているため、ビットコインのような価格変動がありません。

つまり、「暗号資産なのに、電子マネーのように安心して使える」 のがJPYCの最大の特徴です。

従来の決済方法との決定的な違い

決済方法 手数料 入金スピード 価格変動リスク 24時間対応
JPYC決済 約10-50円 数秒-数分 ✅ なし ✅ あり
クレジットカード 3-4% 即座 ❌ なし ❌ なし
銀行振込 100-300円 即座-3営業日 ❌ なし ❌ なし
他社QR決済 3-4% 即座 ❌ なし ❌ なし

店舗にとってのメリット

✅ コスト削減効果が絶大

実際の計算例:

月商100万円の店舗の場合:

従来のクレジットカード決済:
100万円 × 3.5% = 35,000円/月の手数料

JPYC決済:
平均単価1,000円 × 1,000件 × 50円 = 50,000円/月
→ でも実際は手数料ではなく、ガス代として約10-30円/回程度

年間削減効果: 約40万円近く!

✅ 新しい顧客層の獲得

  • 技術に敏感な先進的なユーザー: 暗号資産を使いこなす20-40代
  • インバウンド観光客: 国境を超えた決済ニーズ
  • デジタルネイティブ世代: 現金を持たない若年層

✅ 話題性とブランディング効果

「JPYC決済対応店舗」として、革新的な店舗としてのイメージアップが期待できます。

SBTスタンプカードで「また来たい」を創出

SBT(エスビーティー)って何?

SBT = Soulbound Token(ソウルバウンドトークン)とは、「転売できないデジタル証明書」 のことです。

従来のスタンプカードと違って:

  • ✅ 紛失しない: ブロックチェーン上に記録されるため
  • ✅ 偽造できない: デジタル証明により不正防止
  • ✅ コレクション性: 各店舗独自のデザインで差別化
  • ✅ 転売不可: 本当の顧客だけが持てる特別感

お客様の体験フロー

  1. 💳 JPYC決済: お支払いをJPYCで実施
  2. 📱 自動記録: ブロックチェーン上に決済が記録
  3. 🎯 条件達成: 設定回数(10回、20回など)来店
  4. 🏆 SBT獲得: 自動的に「常連客証明SBT」を取得
  5. 💝 特典享受: 割引やサービスを受けられる

この一連の流れが、お客様に 「次も来てみたい」 という動機を与えます。

5分でできる!導入ステップ

ステップ1: 準備するもの(3分)

必要なもの:

  • スマートフォンまたはタブレット1台
  • インターネット接続
  • MetaMask(無料ウォレットアプリ)のインストール

MetaMaskとは?

  • 暗号資産を管理する「デジタル財布」アプリ
  • AppStore/Google Playから無料ダウンロード
  • 銀行口座のようなもので、JPYC決済の受け取り先になります

ステップ2: アプリにアクセス(1分)

  1. https://shop.jpyc-pay.app/ にアクセス
  2. 「ホーム画面に追加」を選択(スマホアプリのように使える)
  3. MetaMaskを接続

ステップ3: 店舗情報を設定(1分)

画面の案内に従って入力するだけ:

  • 店舗名: 例「カフェ・サクラ」
  • 業種: 例「カフェ・飲食」
  • SBTデザイン: お店のロゴや画像をアップロード
  • 特典内容: 例「10%割引、ドリンクサイズアップ無料」

実際の運用は驚くほど簡単

お客様への対応フロー

1. 通常時(決済QRコード表示)

店員: 「お会計は800円になります」
↓
スマホで金額入力(800円)→QRコード表示
↓
お客様: QRコードをスマホで読み取り→決済完了
↓
店員: 「ありがとうございました!」

従来のキャッシュレス決済と同じ流れです

2. SBT発行時(来店回数達成)

システムが自動で検知
↓
「○○様、10回ご来店達成です!SBTプレゼント」
↓
お客様のウォレットにSBTが自動送信
↓
店員: 「常連客特典をお楽しみください」

実際の画面イメージ

┌──────────────────────┐
│ カフェ・サクラ 決済    │
├──────────────────────┤
│ 金額: ¥800          │
│ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ │
│ ┃ [QRコード]        ┃ │
│ ┃                   ┃ │
│ ┃   読み取って      ┃ │
│ ┃   お支払い        ┃ │
│ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ │
│ 有効期限: 5分        │
└──────────────────────┘

料金はどのくらい?従来決済との比較

月商別コスト比較

小規模カフェ(月商50万円)の場合

決済方法 月額手数料 年間コスト
クレジットカード 17,500円 210,000円
某QR決済サービス 17,500円 210,000円
JPYC決済 約3,000円 約36,000円

年間削減効果: 約17万円

中規模レストラン(月商200万円)の場合

決済方法 月額手数料 年間コスト
クレジットカード 70,000円 840,000円
某QR決済サービス 70,000円 840,000円
JPYC決済 約12,000円 約144,000円

年間削減効果: 約70万円

初期費用・月額費用

  • 初期導入費: 無料
  • 月額基本料: 無料
  • 決済手数料: 実質的になし(ガス代として1回約10-50円)
  • 端末費用: 不要(スマホ・タブレットでOK)

こんな店舗におすすめ

✅ 特に効果的な業種

  • カフェ・飲食店: リピート顧客が多く、SBTの効果大
  • 美容院・サロン: 定期利用の促進
  • 小売店・雑貨屋: コレクション性を活かしたファン作り
  • 観光地の店舗: インバウンド需要への対応
  • 個人事業主: 手数料負担軽減で利益率向上

✅ こんなお悩みがある店舗様

  • 決済手数料の負担が重い
  • 新規顧客の獲得に苦労している
  • リピート率を上げたい
  • 「先進的な店舗」としてブランド力を高めたい
  • 若い世代の集客を強化したい

安心・安全への取り組み

セキュリティ

  • ブロックチェーン技術: 改ざん不可能な決済記録
  • ノンカストディアル: 店舗の資金は店舗が完全管理
  • オープンソース: 誰でもコードを確認可能

サポート体制

  • 導入サポート: 初回設定を丁寧にサポート
  • 操作マニュアル: 分かりやすいガイド完備
  • トラブル対応: 技術的な問題は開発者が対応

法的準拠

  • 暗号資産関連法規に準拠
  • プライバシー保護対応
  • 透明性のある運営

無料デモ体験

まずはデモ環境で体験してみてください:

🌐 デモサイト: https://shop.jpyc-pay.app/

  • テストネットワーク使用(お金はかかりません)
  • 実際の操作感を確認できます
  • 5分で一通りの機能を体験可能

お問い合わせ先

将来の展望

システムの進化予定

  • 自動会計システム連携: POSレジとの自動連携
  • 多言語対応: インバウンド対応の強化
  • 高度な分析機能: 顧客行動の詳細分析
  • マルチチェーン対応: より多くの暗号資産に対応

エコシステムの拡大

JPYCを使えるお店が増えることで、地域全体でのキャッシュレス経済圏が形成されます。お客様は「JPYC対応店舗を巡る」という新しい消費行動を始め、地域経済の活性化にも貢献できます。

よくある質問(FAQ)

Q1: 暗号資産の知識がないのですが大丈夫?

A: 全く問題ありません。お客様の立場では「QRコードを読み取って決済する」というキャッシュレス決済と同じ感覚です。店舗側も金額を入力してQRコードを表示するだけです。

Q2: 停電やネット回線が止まった時は?

A: オフライン時は従来の決済方法(現金・クレカなど)をご利用ください。JPYC決済は24時間365日対応ですが、インターネット接続が必要な決済方法です。

Q3: お客様にどう説明すればいい?

A: 「新しいキャッシュレス決済で、スタンプカードのようなデジタル特典もつきます」とご案内ください。詳しいお客様向けガイドもご用意しております。

Q4: セキュリティは大丈夫?

A: ブロックチェーン技術により、従来のクレジットカード決済以上のセキュリティを実現しています。店舗の売上金は店舗が直接管理し、第三者に預ける必要がありません。

Q5: 導入にお金はかかりますか?

A: 初期費用・月額料金は無料です。決済時に10-50円程度のネットワーク手数料(ガス代)のみかかります。

まとめ

JPYCによるQRコード決済システムは、手数料削減新規顧客獲得リピート率向上 を同時に実現できる、これまでにないソリューションです。

主なメリット再確認

  • 圧倒的な手数料削減: 3-4% → 実質数十円
  • 新しい顧客層の獲得: 技術感度の高い20-40代
  • 革新的な差別化: SBTスタンプカードによる特別感
  • 簡単導入: 5分で設定完了
  • 無料で開始: 初期費用・月額費用なし

次のステップ

  1. 今すぐデモ体験: https://shop.jpyc-pay.app/ で実際の操作感を確認
  2. 無料相談予約: @masaru21 まで気軽にDM
  3. お仲間へ紹介: 地域でJPYC決済対応店舗を増やして相互送客

暗号資産決済は確実に普及していく未来技術です。早期導入により競合優位性を確保し、お客様に愛される店舗作りを始めてみませんか?


🔗 関連リンク

📝 技術記事シリーズ

この記事は実装可能な技術として、実際に動作するアプリケーションと共に公開しています。店舗導入に関するご質問・ご相談は、上記連絡先までお気軽にお問い合わせください。


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