はじめに
AWS学習の際にVPCを触る機会があり、改めてドメイン・DNSについて自分なりに整理したのでその備忘録。
ドメインとは
IPアドレスにひもづくインターネット上のネットワークを特定する文字列。
ドメインの構成
出典:https://www.asobou.co.jp/blog/web/domain
独自ドメイン
ドメイン登録サービスで取得できるオリジナルドメインのこと。
サブドメイン
ドメインをさらに分割して利用できるドメイン。
ホストとは
ネットワーク上のコンピュータを特定する文字列。
FQDN(Fully Qualified Domain Name)とは
ホスト名とドメイン名をつなげて記述した文字列で、インターネット上の特定のコンピュータを特定する文字列。
URLとは
プロトコル + FQDN + ファイルの置き場所
図にすると
出典:https://itmanabi.com/fqdn-url/
DNS(Domain Name System)とは
インターネットに接続されているすべてのコンピュータのもつ固有のIPアドレスと、そのIPアドレスを人間が覚えやすい名前で扱うための文字列であるドメイン名の対応づけを行うシステムのこと。
システムを提供するサーバーをDNSサーバーという。
名前解決
DNSサーバを利用して、ドメイン名から IPアドレス を調べ出したり(正引き)、IPアドレスからドメイン名を調べ出したり(逆引き)することを名前解決という。
DNSサーバの種類
DNSサーバーの種類 | 概要 |
---|---|
DNSコンテンツサーバ | 自分の管理している情報を教えてあげるのがお仕事のDNSサーバ |
DNSキャッシュサーバ (フルサービスリゾルバ) |
他のDNSサーバに答えを教えてもらいに行くDNSサーバ。 DNSキャッシュサーバは、答えが分からないときは、他のDNSサーバに応答しに行く。 一度確認したIPとドメインの対応を、一定期間自身の中にキャッシュすることにより、同じドメインに対して再度ネームサーバに確認しにいくという手順を省く。 どれくらいの時間キャッシュをさせておくかを定めた時間をTTL(Time To Live)と呼ぶ |
ゾーンファイル
ドメインとIPの対応表のこと。
対応表のなかに「◯◯のIPアドレスは☓☓」「◯◯のメールサーバは☓☓」といった詳細情報を設定していくことになる。
DNSレコードとDNSレコードの種類について
ゾーンファイル内の各対応の設定内容のこと。
DNSレコードの種類 | 概要 |
---|---|
SOAレコード | ゾーンファイルの取り扱い設定について記述してあるレコード |
NSレコード | 管理を委託しているDNSサーバ名称が記述されているレコード |
Aレコード | ドメイン名に対応するIPアドレス(IPv4形式)記述されているレコード |
PRTレコード | IPアドレスに対応するドメイン名レコード記述されている(Aレコードの逆) |
MXレコード | ドメイン宛のメールの配送先メールサーバが記述されているレコード |
CNAMEレコード | ドメイン名に付けたエイリアス(別名)が記述されているレコード |
TXTレコード | コメントが記述されているレコード |