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【VMware ESXi】自宅にAnsible実行環境を作りたい~第1章:ubuntuサーバのDNS解決まで~

Last updated at Posted at 2020-09-10

はじめに

最近、物理サーバを入手しまして、せっかくなので自宅にAnsibleの実行環境を構築することしました。以下、作業手順やポイントをまとめました。

####1.構成図
 今回はubuntuサーバからDNSで名前解決が出来るところまで実施します。
構成図は以下のようになっており、PCからWi-Fiを経由してubuntuサーバにアクセスします。
なお、DNSサーバのIPアドレスはグローバルアドレスなので、1.1.1.1と仮定します。
構成図.PNG

####2.PCに割り当てられているIPアドレスの確認
 PCのコマンドプロンプトで「ipconfig /all」と入力すると、無線LANから割り当てられた
アドレスがわかります。
コマンドプロンプト.PNG

####3.無線ルータが使用しているアドレスの確認
 構成図にあるようにesxiのmanagementとubuntuサーバに割り当てるアドレスを
決めたいのですが、無線ルータがDHCPですでに使用しているアドレスと重複しては
いけないので、念のため無線LANにログインして確認します。
 PCは無線LANによって、192.168.0.14が割り当てられており、ゲートウェイが192.168.0.1
になっています。つまり、192.168.0.1は無線LANに割り当てられているアドレスなので
PCから無線ルータにログイン可能です。
PCのブラウザに、http://192.168.0.1(ゲートウェイのアドレス)と入力します。
ログイン方法は無線ルータによって異なると思いますが、私の場合はログインIDとパスワードが
無線ルータの側面に書いてありました。
 ログインが完了すると、DHCPで使用しているアドレスがわかるので、これらのアドレスは
使用しないようにしてください。(以下、DHCPで割り当てたアドレスの確認結果)
DHCP.PNG

####4.esxiのmanagementにIPアドレスを設定
esxi本体にHDMIなどで直接接続し、CLIから構成図にあるアドレスを設定しましょう。今回は
 IP:192.168.0.200/24
 GW:192.168.0.1(無線LANのアドレス)
 DNS:1.1.1.1
とします。設定が完了したら、本体を再起動してPCから接続します。
PCのブラウザにhttp://192.168.0.200(esxiのアドレス)と入力し、ログイン画面が出れば成功です。
ログイン画面.PNG

####5.ubuntuサーバの設定
 esxiにブラウザからログインできるようになったら、ubuntuのOSをダウンロードして
ubuntuサーバを構築しましょう。(サーバの構築手順は省略します)
構成図にあるように、ubuntuサーバには以下のアドレスを設定してvSwitch0と接続します。
 IP:192.168.0.201/24
 GW:192.168.0.1(無線LANのアドレス)
 DNS:1.1.1.1
ubuntuサーバを再起動して「nslookup google.com」と入力し、名前解決が出来れば成功です。
 ちなみに、無線LANに再度ログインして割り当てているアドレスを確認してみると
ubuntuサーバのアドレスがstaticとして追加されていました。
DHCP_2.PNG

【注意】新設サーバのキーボードの設定

 ubuntuサーバを構築し、viを使用していたら「:」が入力出来なくて2時間ほど格闘しました。
サーバを構築後は、言語とキーボードの動作確認を実施しましょう。以下、URLに対策が載っていました。
ESXiのブラウザコンソールで「:」とかが入力出来ない問題
コンソール画面の右上の国旗マークを、日本の国旗にしましょう。
esxi.png

####関連記事
【VMware ESXi】自宅にAnsible実行環境を作りたい~第2章:AnsibleとvMXの導入~
【VMware ESXi】自宅にAnsible実行環境を作りたい~第3章:AnsibleによるvMXの設定変更&syslogとの連携~

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