Laravel5のQueuesはメッセージキューを抽象化したフロントエンドで、バックエンドにRedis, Amazon SQS, IronMQなどが使える。
簡単な非同期ジョブをする分には便利そう。

使うときにはキューにpushするアプリ側と、非同期で処理するワーカー側を構成することになるが、ワーカーを走らせるときに大きく2種類あるようなことがドキュメントに書いてある。
http://laravel.com/docs/5.0/queues#running-the-queue-listener

基本がqueue:listenの方で

Laravel includes an Artisan task that will run new jobs as they are pushed onto the queue. You may run this task using the queue:listen command:

php artisan queue:listen


もう1つがqueue:work --daemon。

>The queue:work also includes a --daemon option for forcing the queue worker to continue processing jobs without ever re-booting the framework. This results in a significant reduction of CPU usage when compared to the queue:listen command, but at the added complexity of needing to drain the queues of currently executing jobs during your deployments.

>```
php artisan queue:work --daemon

「work --daemonの方がCPU使わないよ。でもデプロイ中に実行中のジョブをdrain（キューから取り出す？）するのがめんでぃーよ。」
と説明されているので試してみた。

環境

MBPでVagrant
CPU 1コア、メモリ2GB

検証

queue:listenの場合

queue:listenはジョブが追加されるとワーカープロセスを立ち上げて処理する。

ワーカーは以下にオプションを付けて実行されている。

php artisan queue:work

queue:work --daemonの場合

デーモンで立ち上げたワーカーがジョブを処理し続ける。

まとめ

queue:listenはその都度ワーカープロセスを立ち上げる分CPU喰う
queue:work --daemonは1プロセスだからCPU喰わないというおなじみのパターン。

並列に動かせるのか、などドキュメントに記載が見当たらないのでまた試そう。