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【Lambda】pythonの外部モジュールをS3経由で取り入れてみた

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概要

lambdaを使ってdisny監視botを作る際にlambdaを使って定期実行したかったのでawsのlambdaを使うことにした。
この際に、line-sdk-botをlambdaに取り入れる必要があったのでその方法を記す。

※lambdaを初めて触るため間違っているところがあったら指摘ください。

ローカルの設定

まずはdocker-lambdaディレクトリを作成する。

mkdir docker-lambda
cd docker-lambda

ディレクトリの構造は以下。

docker-lambda
├── Dockerfile
├── deploy.sh
└── requirements.txt

それぞれのファイルは以下のように構成する。

Dockerfileは以下。

Dockerfile
FROM lambci/lambda:build-python3.7
ENV AWS_DEFAULT_REGION ap-northeast-1

ADD . .

CMD pip install -r requirements.txt -t python/lib/python3.7/site-packages/ && \
    zip -r linetest.zip ./python 

lambdaではline-bot-sdk、pandas、numpy、requests、boto3を入れたかったので以下のようにrequirements.txtを作成。

requirements.txt
line-bot-sdk
pandas
numpy
requests
boto3

最後に実行用にshファイルは以下のように構成する。
docker build -t lambda_test .
に関しては一度imageを作成してしまったらコメントアウトシてしまって構わない。

deploy.sh
# 初回のみ コンテナの立ち上げ
docker build -t lambda_test .
# コンテナの実行
docker run -v "$PWD":/var/task lambda_test
# 権限の付与(lambdaで読み込ができるようにする)
chmod -R 755 ./*

それぞれのファイルが作成し終わったら、ターミナルで以下を実行する。

terminal
sh deploy.sh
output
 adding: python/lib/python3.7/site-packages/urllib3-1.26.2.dist-info/RECORD (deflated 62%)
 adding: python/lib/python3.7/site-packages/urllib3-1.26.2.dist-info/WHEEL (deflated 14%)
 adding: python/lib/python3.7/site-packages/urllib3-1.26.2.dist-info/top_level.txt (stored 0%)

このように実行が完了すると、pythonというフォルダとlinetest.zipというzipファイルが完成する。
ここでlinetest.zipはpythonをzip化したものである。
作成されたzipファイルをlambdaのレイヤーとして取り入れることで外部モジュールを使用可能になる。

ls
Dockerfile              lambda_function.py      python
deploy.sh               linetest.zip            requirements.txt

レイヤーの作成

awsのコンソールに行き、lambda→レイヤー→レイヤーの作成 で選択する。

image.png

名前:好きなレイヤー名(後で何のためのレイヤーかわかるように)
説明:どんなモジュールが入っているかなどの説明を書く
upload:<=10MB→zipファイルをアップロード
     >10MB→s3経由でアップロード
ランタイム:今回はpython3.7を選択
ライセンス:何も書かなくて良い

image.png

今回はzipファイルのサイズが10MBを超えるため、S3を経由してzipファイルをアップロードする。

サービス→s3→バケットを作成

バケット名:何でも良い
リージョン:lambdaにあわせる(今回は東京で統一)
パケット設定:全てブロック
パケットのバージョニング:無効にする
デフォルトの暗号化:無効にする
詳細設定:変更なし


バケットの作成

FireShot Capture 109 - S3 Management Console - s3.console.aws.amazon.com.png

バケットが作成できたら、作成したバケットを選択。(今回はpypy-testというパケットを作成)
アップロード→ファイルを追加→先程作成したzipファイルをアップロード

image.png

アップロードしたzipファイルを選択するとオブジェクトURLを見れるのでこれをコピーしておく。

再びlambdaに戻り、レイヤーを選択。
アップロードのところにオブジェクトURLを貼り付ける。

関数の作成

lambda→関数→関数の追加

作り方:一から作成
関数名:適当
ランタイム:python3.7

関数の作成

image.png

ここでハマったこと

リージョンが東京じゃないとs3が使えないので注意。
初めは北アフリカとかになってたはず。。。

lamnda.png

関数を選択し、レイヤーの追加を選択。
カスタムレイヤーを選択し、作成したレイヤーを選択し、追加をクリックする。
(ここで作成したレイヤーが表示されない場合、ランタイムがあっていない可能性があるので確認する。)

image.png

最後にテスト用にAPI Gatewayの設定をする。
トリガーを選択→API Gateway→APIを作成する→HTTP API→セキュリティ:オープン→追加

image.png

今回はテスト用にnumpyが使用できるか確認する。
以下のようにlambdaのコードを書き換える。

image.png

テストを選択して、実行が成功することを確認する。

image.png

API Gatewayを選択し、APIエンドポイントからurlにジャンプすると、以下のようにsin(1)の結果が帰ってきているのが確認できる。

FireShot Capture 115 - disny - Lambda - ap-northeast-1.console.aws.amazon.com.png

image.png

次回以降これを応用してlinebotを作成する。

参考記事

chmodの設定

lambdaのローカルの設定について

lambdaにpythonのモジュールをuploadする方法

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