BYOK on VSCode github copilot
Vscodeの2025/4月のアップデートにて、AzureのエンドポイントなどのBYOK(Bring Your Own Key)を利用することができるようになった。
Vscodeのgithub copilotは無料(制限付き)&有償で利用できる。が、企業でAzureのみ利用可能な場合、github copilotのライセンスまでなかなか出してくれるところは少ないはず。このためなんとか無料枠で耐えるか、個人で有償プラン加入をしている人には朗報で、Azureのエンドポイントを利用できるようになった。
実は2025/4月版から正式版でのAgent modeに加え、MCP Server接続もできるようになり、なにかとvscodeを使うことが増えてきたので、心配していたところだったので嬉しい限り。(ただし、現状まだ制限あり。)
設定方法
VSCodeにてcopilot chatを開き、チャットのモデル選択画面にて、Manage Modelsを選択。
Azureを選択
モデルIDを入力。モデルIDとは??
Azureポータルから該当デプロイの
Azure AI Foundry | Azure OpenAI→デプロイ→“モデル名”を指定した先の「モデルID」をコピペして入力する。
★モデル名やデプロイ名でないので注意!
デプロイURLの入力
Azureポータルから該当デプロイのAzure AI Foundry | Azure OpenAI→デプロイ→“名前”を指定した先の「ターゲットURI」をコピペして入力する。
★いつも入力のエンドポイントではないので注意!
MaxTokenSizeとoutputのmaxtokenの指定、Vision対応許可などがあるので設定する。トークンサイズは公式の値を拾うのが無難。(gpt-4.1なら1047576 / 32768 等)
※一度設定すると現状は修正ができず削除→再設定をする必要あり。
Agent modeについて
Agent modeについてはAzureのモデルは登録しても利用できなかった。(不具合?非対応?)
現時点では色々試したがダメだが、まだプレビュなのでじきに対応すると思われる。
なお、Gemini (2.5 Flash) についてはAPI Keyを登録すればAgent modeで実行可能だった。
https://ai.google.dev/gemini-api/docs/api-key?hl=ja