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AWS Certified AI Practitioner(AIF)対策:Bedrock 推論パラメータ(トップP・トップK・温度・ペナルティ・停止シーケンス)

Last updated at Posted at 2024-12-02

Bedrock 推論パラメータ

『Bedrock の推論 API を使用する際、生成 AI モデルに渡すパラメータ』

モデル推論を実行するときは、推論パラメータを調整して、モデルのレスポンスに影響を与えることができます。

トップP

『出力されるトークンの確率の合計が、指定した値を超えるまでの上位のトークンを考慮して生成する』

  • より確率の高いトークンに基づいた出力が得られます。
  • トップPのPは、probability つまり 確率 です。

トップK

『生成されるトークンの候補を上位K個に制限する』

  • モデルは確率の高いトークンの中から選択して出力を生成します。
  • 機械学習では、個数のことをKと表現することが多いです。

温度

『モデルの生成におけるランダム性を制御するパラメータで、応答の多様性に影響する』

温度が高い

  • より多様な、そして時には 予測不能な応答 が得られる可能性が高くなります。
  • 創造的な回答が欲しいという場面で高く設定するとよいです。

温度が低い

  • 決定論的な出力 が生成されます。
  • 基本的に温度は低めに設定しておくとよいです。
  • デフォルト値も低く設定されています。

ペナルティ

『生成されたテキスト内で、特定の単語やフレーズの繰り返しを抑制し、出力の多様性を向上させる』

以下のようなペナルティを設定することができます。

  • レスポンスの長さ
  • レスポンスで繰り返されるトークン
  • レスポンス内のトークンの頻度

これらのペナルティを適切に設定することで、生成テキストの多様性を高め、繰り返しの少ない自然な文章を生成することが可能です。

停止シーケンス

『モデルが特定の文字列を生成した際に、そこで応答を終了させる』

このパラメータを設定することで、モデルは指定されたシーケンスを検出すると、それ以上のトークンを生成しなくなります。

ストップワード

  • モデルが出力を終了させる際に使用する特定の単語やフレーズです。
  • 指定されたストップワードに達すると、モデルはそこで生成を終了します。

  • ユーザーが ストップワードである 「さようなら」 と入力した際に、
  • チャットボットが 「ご利用ありがとうございました。」 と応答し、その後の会話を終了させる
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