0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Google UXデザイン:Crazy Eights

Last updated at Posted at 2022-10-27

はじめに

わたしがGoogle UX Design Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。

興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。

クレージーエイトとは?

『解決しなければならないデザインの問題に対して、アイデアを出すのに最適な方法』 

クレージーエイトでは、ユーザーの問題を解決するための新しいアイデアで、8つの異なるデザインをスケッチします。

(1)1枚の大きな紙を用意する

その紙を半分に折り、さらに半分に折って、もう1度半分に折ります。紙を広げると、8つの正方形ができ、そこにスケッチをします。

(2)絵を描くための道具を用意する

デザイナーはシャーペンで描くことを好む人が多いですが、鉛筆やペンでもかまいません。

(3)タイマーを8分にセットする

1つのデザインアイデアを1分間でスケッチします。

(4)アイデアをどんどん出す

あなたの頭に浮かんだ解決策をすべて描いてください。8つ以上のアイデアがある場合は、このエクササイズを繰り返してもかまいません。

これは、グループで行われることが多いことを覚えておいてください。

  • 各自が8枚のスケッチを描いた後、グループで集まってお気に入りのアイデアを決めます。
  • 各自が上位2~3案をグループ全体で共有するか、チーム全体から好きなスケッチに投票することもできます。
  • 選ばれたベストなアイデアは、通常、より詳細なスケッチによって精緻化されます。

ベストプラクティス

創造的なウォーミングアップのエクササイズをする

自分の紙を見ずに隣の人を描く、あるいはある言葉やフレーズを自分なりに解釈してみんなで描く、といったアクティビティをこなしてみましょう。このように紙にペンを置くことから始めると、スケッチをする心構えができるようになります。

問題を明確にする

一度に1つのHow might we questionまたは1つのプロブレムステートメントに対して クレージーエイトのセットを開発する。

他の人のアイデアを批判しない

他の人がスケッチを発表しているときも、オープンマインドでいましょう。

多様なグループを参加させる

クレイジーエイトはグループで行われることが多いので、グループにはさまざまな仕事の役割、経験、能力、性別、経歴を持つ人を含めるとよいでしょう。そうすることで、チームは幅広いアイデアの中から選択することができます。

快適な環境でアイデアを出す

このエクササイズは、リラックスできて、創造的な思考を促すような場所で行いましょう。いつもの仕事場から飛び出して、クリエイティブな練習をするのはとてもいいことです。

スケッチを怖がらない

UXデザイナーになるためにアーティストである必要はありませんし、クレイジーエイトで描くスケッチは完璧である必要はありません。

メリット

クレイジーエイトは、短時間で多くのアイデアを生み出す、エキサイティングなデザイン発想法です。5人が同時にこのエクササイズを行った場合、わずか8分後には40のソリューション候補を手に入れることができるのです。膨大な数のアイデアです。

また、クレイジーエイトは、短い時間枠の中で、判断することなく多くのアイデアを出さなければならないので、既成概念にとらわれない思考が要求されます。つまり、ユニークで従来とは異なる解決策をたくさん考えることになるのです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?