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Google UXデザイン:公平性を重視したデザインを深掘る

Last updated at Posted at 2022-09-26

はじめに

わたしがGoogle UX Design Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。

興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。

公平性を重視したデザインとは

公平性を重視したデザインとは、デザインされた製品のあらゆる側面を考え、その製品がすべての人にとってアクセスしやすく、公平であり、さらに、社会的地位が低く、排除されている人々にも配慮したデザインが必要です。

公平性について意識する対象:

  • 人種
  • 性別
  • 能力
  • 年齢
  • 社会経済的地位

サンプル1:性別記入欄

あなたなら、性別欄の入力フォームをどのように設計しますか?

次の欄しかなかったとしたら、どう思いますか?
- 男性
- 女性

公平性を意識した場合、次のようにすると良いでしょう。
- 男性
- 女性
- その他

サンプル2:公共トイレ

もし、男性用トイレと女性用トイレが同じ数のストールが平等に提供されていたら、それは公平でしょうか?

男性とも女性とも言えない人たち(これまで社会的に排除されてきたグループ)にとっては、どちらを使うべきか迷うことがあります。そして、選択した結果トラブルになることがあります。

性別に関係なく使えるトイレは、すべての人を公平に扱うように設計された物理的空間の一例です。性自認に関係なく、誰もが同じように各トイレを使うことができるのです。

サンプル3:Goole音声アシスト機能

Googleで初めて音声アシスタントが導入されたとき、主に英語を母国語とする男性の声で訓練されました。

<結果>

  • 男性の声を容易に理解し、反応した。
  • 女性の声は音程が高く、訛りが強いため、反応が悪かった。

このように、多様なユーザーを対象にしたテストが、いかに製品の改善につながるかを示しています。

さいごに

わたしたちは、公平性を重視したデザインを考える、自分自身の偏見やその他の要因に気をつける必要があります。どのように対処すべきかは別途記事にします。

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