0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

NanoPi NEO に Armbian をインストールしようとしてつまづいた話

Last updated at Posted at 2021-05-18

はじめに

うちで細々とサーバ仕事などを担ってくれている初代RaspberryPiくんの調子が悪そうなので、そろそろ引退いただいて後釜を準備しようなどと考え始めた。

あまりたいしたことはさせない予定で Raspberry Pi 3/4 あたりだとオーバースペック。そして Raspberry Pi 1/2 あたりは入手性が悪くなってしまっている、でもサーバとして常時稼働の予定なので有線LANに接続したくて Raspberry Pi Zero はちょっと、、

みたいに思いながら他のシングルボードコンピュータを探してて、NanoPi シリーズを思い出す。スペック的には NanoPi NEO くらいで十分。そしてお安い。さらっと調べた感じだと導入もそれほど難しくなさそう。というわけで、ポチっと。

あれ? 起動しない?

というわけで、秋月さんで NanoPi NEO を買いました。一応 ヒートシンク もセットで。

Armbian (NanoPi NEO 用) もダウンロード。
(ちなみに 2021/05/18 現在、Armbian Ver.21.05.1 で Buster と Bionic が公開されてますが、なんとなくで Buster を使うことにしました)

これを Win32 Disk Imager でマイクロSDカードに書き込んで NanoPi NEO にセット。LANケーブルを差し込んで、micro USB ケーブルから電源供給。

これでDHCPでLANから見えるんでしょ?

と思ったらLAN上にそれらしきホストが確認できず。。
> arp -a とやっても知ってるマシンしか出てこない。。
起動失敗したかな、、?
(後で分かりますが、結果的にはこの時点で起動できてました。起動はできていましたが、この時点ではLANには繋がっていなかったようです)

さあ確認だ

何が起きてるのか確認するために、debug UART を見てみる。
下の図の UART0 に USBシリアルを接続して TeraTerm で確認

NEO_pinout-02.jpg

母艦パソコンからぶら下がってる NanoPi NEO君。こんな感じ。

DSC_0209-2.jpg

ちなみにこのUSBシリアルモジュールはだいぶ前に IchigoJam のファームを書き換えるために購入したもの(この辺参考)。数年使ってなかったけど久しぶりでも普通に動いてくれて助かった。

シリアルポートの転送速度は何となくで 115200 にしてみてビンゴ(先に調べるべきだな)。

見てみるとコンソール上には普通に Armbian の起動画面が出てる。
何が問題かと思って、目線を下に下げていくと、どうやらログインを求められてるらしいので、デフォルトの ユーザ: root、パスワード: 1234 を入力。

ログインすると今度は root の新規パスワードを求められたので適当に入力。そしたら、さらに新規の一般ユーザ名とパスワードも求められたので入力。ここでようやくプロンプトが表示された。

ここまで来て確認すると、すでにIPアドレスが割り振られていて、別PCからも見えるようになっていた。

まとめ

何となくの「いけるだろ」って感じであまり調べずに買っちゃったってこともあるんだけど、たまたまUSBシリアルモジュール持ってたからなんとかなったものの、持ってなかったらもうちょっとハマってたな、これ。

なんか他にもっと上手い方法があるのかもしれないけど、とりあえず解決して NanoPi NEO が起動したので、これでいいってことにして、ここにメモとして残しておきます。

0
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?