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Salesforce 認定アソシエイト試験のシラバス解説

Last updated at Posted at 2024-08-16

 現在Salesforce 認定アソシエイト試験の学習をしているので現時点のシラバスを紹介したいと思います。Salesforceの認定アソシエイト試験は、Salesforceプラットフォームの基本的な知識とスキルを評価するための資格試験です。この試験は、Salesforceのエコシステムで働くプロフェッショナルや開発者にとって重要な一歩です。

試験は複数のトピックにわたり、以下の内容をカバーしています。

Salesforce エコシステム  32%

-Trailhead

"Trailheadは、Salesforceの公式学習プラットフォームです。自己学習に最適で、トレイル(Trail)と呼ばれるモジュールを進めることで、Salesforceの基本から応用まで学べます。初心者向けのトレイルも豊富に用意されています。1
例えば、「IT超初心者から始めるSalesforce入門コース Trailmix」は、Salesforceの基本から学べるトレイルミックスです。"
-Trailblazer Community
Trailblazer Communityは、Salesforceユーザーや専門家が集まるコミュニティです。ここで他のユーザーと交流し、質問を投げかけたり、知識を共有したりできます。

-Salesforce Einstein
Salesforce Einsteinは、人工知能(AI)と機械学習を活用した機能のことです。顧客データの分析や予測、自動化などに役立ちます。Salesforceのエコシステムで重要な要素です。
-インスタンスのタイプ
SalesforceはクラウドベースのCRMプラットフォームであり、複数の組織が同じインフラストラクチャを共有して利用します。この共有環境を「マルチテナント環境」と呼びます。インスタンスのタイプには、開発環境(Sandbox)、本番環境(Production)、試験環境(Developer)、試験環境(Developer Pro)などがあります。
-マルチテナント環境
マルチテナント環境では、複数の組織が同じインフラストラクチャを共有しています。それぞれの組織は独自のデータとカスタマイズを持ち、セキュリティが確保されています。
ナビゲーションについて知識  28%

-グローバル検索
"Salesforceの「グローバル検索」は、組織内のデータをオブジェクトや項目を指定せずに検索できる便利な機能です。ログインしたすべてのユーザが利用できます。
リード、取引先、取引先責任者、商談など、さまざまなオブジェクトに対して横断的な検索が可能です。どのオブジェクトに含まれているかわからないレコードの情報探しや、ファイルを探す際に役立ちます。
グローバル検索の使い方は、画面最上部にある検索ボックスからキーワードを入力し、検索結果画面で目的のレコードを見つけることです。"
-関連リスト
関連リストは、Salesforceのレコード詳細ページで表示される、そのレコードに関連する他のレコードの一覧です。例えば、取引先レコードの関連リストには商談や連絡先が表示されます。2
-ユーザー設定
Salesforceのユーザー設定では、各ユーザーのニーズに合わせてグローバル検索を最適化できます。営業エージェントとマーケティングエージェントなど、異なるユーザープロファイルに合わせて設定を調整できます。2
-アプリケーションランチャー
アプリケーションランチャーは、Lightning ExperienceとSalesforce Classicのすべてのユーザが使用できるナビゲーションツールです。アプリケーション名やアイコンをクリックして、他の項目やアプリケーションにアクセスできます。3

データモデル 25%

-リードの取引開始
リードの取引を開始すると、取引先と取引先責任者が作成され、必要に応じて商談も作成されます。また、リードがキャンペーンメンバーであった場合、キャンペーンメンバーレコードも新しい取引先責任者に関連付けられます。取引開始済みのリードは参照のみのレコードになります。既存の取引先と取引先責任者がリードに指定された名前を共有する場合、この既存のデータを更新するかどうか選択できます1。
-データ型
Salesforceではさまざまなデータ型があります。テキスト、数値、日付、選択リスト、参照などがあり、それぞれ異なる目的で使用されます。
スキーマビルダー スキーマビルダーは、Salesforceのカスタムオブジェクトやカスタムフィールドを作成・編集するためのツールです。オブジェクト間のリレーションやフィールドの設定を行います。
-レコードタイプ
レコードタイプは、同じオブジェクト内で異なるビジネスプロセスをサポートするために使用されます。例えば、取引先レコードには「商用」や「個人」などの異なるレコードタイプがあります。
-ページレイアウト
ページレイアウトは、レコードの表示や編集画面のレイアウトをカスタマイズするためのものです。フィールドの配置やセクションの追加などが行えます。
-セキュリティ
Salesforceではプロファイルや権限セットを使用してセキュリティを管理します。ユーザーごとにアクセス権を制御できます。
-デフォルト値
デフォルト値は、新規レコード作成時にフィールドに自動的に設定される値です。例えば、日付フィールドのデフォルト値を「今日の日付」に設定することができます。
-データ入力規則
データ入力規則は、フィールドの入力値に対する条件を設定するものです。例えば、数値フィールドに特定の範囲内の値しか入力できないようにすることができます。

レポートとダッシュボード 15%

-レポートタブ
Salesforceの「レポートタブ」は、組織内のデータをリアルタイムで指定した条件で絞り込み、リストやグラフなどさまざまな形式で表示できる機能です。レポートタブから直接新しいレポートを作成できます。
レポートフォルダー レポートフォルダーは、レポートを整理・管理するためのフォルダーです。適切なフォルダーにレポートを保存することで、効率的にアクセスできます。
-レポートプレビュー
レポートを作成する際に、プレビュー機能を使ってレポートの内容やレイアウトを確認できます。これにより、修正が必要な部分を事前にチェックできます。
-レポートタイプ
レポートタイプは、レポートを作成する際のフォーマットを決める機能です。どのオブジェクトのデータを表示させるかを選択します。
-レポート項目

レポート項目は、レポート内で表示されるフィールドやカラムのことです。必要な項目を選択してレポートをカスタマイズできます。
-レポートの検索条件とグループ
レポートの検索条件を設定することで、特定の条件に合致するデータのみを表示できます。また、グループ化を行うことで集計やサマリーを作成できます。
-レポートのエクスポート
レポートをCSV、Excel、PDFなどの形式でエクスポートできます。必要なフォーマットでデータを共有したり保存したりできます。
-ダッシュボードの更新ボタン
ダッシュボードに表示されるレポートやグラフのデータを最新のものに更新するためのボタンです。
-ダッシュボードコンポーネント
ダッシュボードコンポーネントは、ダッシュボード上に配置される各種要素のことです。レポート、グラフ、テキストなどがダッシュボードコンポーネントとして利用されます。

以上、Salesforceの認定アソシエイト試験は、Salesforceプラットフォームを活用するための基本的なスキルを証明する素晴らしい機会です。試験の合格を目指して、Trailheadや公式ドキュメントを活用して頑張りましょう。

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