はじめに
このシリーズの完全版はここです。
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Oracle Databaseはデータベース管理やアプリケーション開発において広く利用されており、Express Editionは無料で提供されるエディションであり、学習や小規模なプロジェクトに適しています。
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Oracle SQL DeveloperはOracle社が提供するGUIベースのデータベース管理ツールです。仕事によく使われています。
インストール手順は以下のステップで構成されています。
インストールの準備
システム要件を確認し、インストーラを入手します。今回のOSは64bitのWindows11 proなので、以下のURLから、Oracle Database 21c Express Edition for Windows x64をダウンロードします。
インストール手順
インストールウィザードを起動します
使用許諾条項を受け入れます(A)
インストール宛先を選択します
データベースのパスワードを指定します
インストールサマリー
インストール中
インストール完了
データベースへの接続とスキーマを作成:
SQL*Plusを使用してデータベースに接続し、基本的なSQLコマンドとデータベースの管理を学びます。
データベースへの接続
コマンドプロンプトから、以下の命令文を実行し、データベースを接続する:
sqlplus system/先ほどOracleインストールする時設定したパスワード@localhost:1521/XEPDB1
テーブルスペースを作成
以下の命令文を実行し、テーブルスペースを作成する:
CREATE TABLESPACE demo_space
DATAFILE 'C:\app\data\demo.dbf' SIZE 100M
AUTOEXTEND ON NEXT 500K MAXSIZE 1024M;
※エラーが発生する場合、フォルダが存在しているか、書き込み権限あるかを確認してください。
ユーザーを作成
CREATE USER demo
IDENTIFIED BY "ユーザーdemoのパスワード"
DEFAULT TABLESPACE demo_space
TEMPORARY TABLESPACE TEMP
PROFILE DEFAULT;
権限付与
今回はデモ用なのでDBA権限を与える
GRANT DBA TO demo;
これでOracleのインストールと設定が完了です。
Oracle SQL Developer 21.2.1のダウンロード
以下のURLからOracle SQL Developer 21.2.1をダウンロードする、無償で使えるOracle SQL Developerだが、Oracleのアカウントが必要なので、アカウントを作りましょう。
また、ライセンス規約もしっかり目を通して下さい。
https://www.oracle.com/jp/database/sqldeveloper/technologies/download/
Oracle SQL Developerはインストール不要なので、解凍すれば使えます。
sqldeveloper.exeを実行する。
個人感想
Oracle Database 21c Express Editionのインストール手順を実行した結果、インストールプロセスは非常にスムーズで、特に初心者向けに設計されていると感じました。インストールウィザードの指示に従うだけで、簡単にデータベースをセットアップできました。