【基本情報技術者試験/CCNA】IPアドレスとサブネットマスクを図で直感理解
この記事のゴール
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ネットワーク部/ホスト部の分かれ方を直感で理解できる
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/24, /26, /30 の違いを「マンション名」でイメージできる
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ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを自分で計算できる
要点3つ
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サブネットマスク=“マンション名”
→ ビットが1のところは「マンション名」、0は「部屋番号」 -
/24, /26, /30 の違いは“マンション名の長さ”
→ ただ、マンション名と部屋番号合わせて「32ビット」以内で表さないといけない -
計算はシンプルに「32-マンション名の長さ」で大丈夫!!
→ マンション名の長さ(ネットワーク部)が分かればホスト部もすぐわかる
図で理解する(例:/24の場合)
IPアドレスが192.168.1.1 プレフィックスが24(表記は/24)
- IPアドレスとサブネットマスクを2進数にする
- 2進数にたIPアドレスとサブネットマスクを比べる
- サブネットマスクのビットの値が1の位のIPアドレスの位はホスト部(マンション名)になり、以降の桁はホスト部(部屋番号)になる
例題
IPアドレス:192.168.10.130/24
- 先ほどと同じくIPアドレスとサブネットマスクを2進数にする
- 2進数にしたIPアドレスとサブネットマスクを比較する
- 192.168.10.0がホスト部(マンションの部屋番号)となり、0.0.0.130がホスト部となる
よくある落とし穴
- 第3オクテットがホスト部(マンションの部屋番号)だと勘違いしている
→ 確かに日常生活では第3オクテットをホスト部(マンションの部屋番号)として利用することが最も多い。
ただし、あくまでもホスト部を定めるのはプレフィックス値である
まとめ
- サブネットマスクは「マンション名の長さ」であり、ホスト部は「部屋番号」である
- ホスト部を求めるには、IPアドレスとサブネットマスクを比較し、サブネットマスクのビットが0のくらいである
次回予告
「DNSを身近なものに例えて理解」編を書きます!