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勉強会をやって気づいた、行動心理のヒント

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勉強会をやって気づいた、行動心理のヒント

勉強会やイベントに参加したり、運営に関わったりする中で、
「人がどうやって集まって、つながって、また来てくれるのか」が気になることはありませんか?

そうした流れを見ていると、「行動心理学」と呼ばれる考え方とつながっているように思えます。

この記事では、行動心理学の代表的な考え方と、勉強会などのコミュニティ活動との関係を紹介します。
特別な体験談は出てきませんが、「あ、これ見たことあるかも」と思えるものがあればうれしいです。

行動心理学って?

ちょっとむずかしそうな名前ですが、行動心理学は「人がどう動くか」を考える学問です。

たとえば、

  • やる気が出るタイミング
  • 行動が続く理由
  • 周りに流されるときの気持ち

…そんなことを見つめるのが行動心理学です。

勉強会との関係が見えてくる7つの視点

勉強会などの場づくりには、自然と人の心の動きが関係してきます。
ここでは、特に印象に残りやすい考え方を7つ紹介します。

1. モチベーション(やる気)

人が行動を起こすには、理由があります。

  • 興味を持った
  • 人に誘われた
  • 少し挑戦してみたかった

そんなきっかけが、参加の第一歩になることが多いようです。

2. 習慣化

定期的に続けられると、人は安心して関われます。

「毎月〇曜日に開催」「いつものメンバーがいる」など、
わかりやすいリズムがあると、次も参加しやすくなるかもしれません。

3. 社会的証明(みんなやってる)

周りの人がやっていると、自分もやってみようかなと思うことがあります。

誰かが楽しそうにしていたり、「参加してよかった」と言っていると、
参加のハードルが下がることもあるでしょう。

4. 返報性(お返ししたくなる)

何かをもらうと、お返ししたくなる気持ちになることがあります。

たとえば、親切にされたり、役立つ情報をもらったりすると、
自分も何か役に立ちたいと感じることがあるかもしれません。

5. 一貫性

人は、一度「やる」と言ったことを守りたくなる傾向があります。

一度関わった場には、「また行こうかな」と思いやすくなることもあるようです。

6. 自己効力感(自分にもできるかも)

「やってみたらうまくいくかも」と思えることが、行動のきっかけになります。

あまり難しすぎないテーマや、ちょっと頑張ればできそうな内容があると、
新しい一歩につながりやすいのかもしれません。

7. フレーミング(伝え方)

同じことでも、伝え方次第で印象が変わります。

たとえば「初心者歓迎」と書くよりも、
「〇〇を知らない人のための会です」と書いた方が、安心して参加できることもありそうです。

参加から関わりまでの流れ

これらの心理は、勉強会などでよくある流れの中にも見えてきます。

  1. 興味を持つ(モチベーション)
  2. 参加する(社会的証明やハードルの低さ)
  3. つながりや学びを得る(返報性・自己効力感)
  4. また来たくなる(習慣化・一貫性)
  5. 自分の場所になる(自分の一部として感じる)

こんなふうに、人は少しずつ関わりを深めていくのかもしれません。

おわりに

勉強会やコミュニティ運営って、ただ集まって話すだけじゃなくて、
人の行動や気持ちが関係していることが多いようです。

まだまだ一例にすぎませんが、「なんとなくわかる気がする」と思ってもらえたらうれしいです。

みなさんは、どんなときに「参加してみよう」と思いますか?

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