#はじめに
ある日、いつものようにubuntuをシャットダウンしようとしたら電源が切れなくなってしまいました。そこで、あれこれ試して直った方法をメモしようと思い記事を書きました。
尚、今回対象としているマシンは、VM ViutualBoxなどの仮想環境ではないことにご注意ください。
#シャットダウンできない
いつまでたってもシャットダウン中の「Ubuntu」と表示された画面から動きませんでした。そこで、ctrl+Rでシャットダウンの進捗を見てみました。
すると...
kvm: exiting hardware virtualization...
というログを最後に処理が止まっていました。
#実際に行ったこと
仮想化に関係するシステムに問題があるのだろうと思い、
BIOS画面を起動させてIntel VTを無効にしました。
BIOS画面の開き方は、パソコン・マザーボードごとに異なります。
パソコンメーカー別「PC起動時」に「BIOSを起動させるキー」の一覧メモ
再起動して再びシャットダウンすると、今度はすんなりとシャットダウンできました。
##KVMとは
Kernel-based Virtual Machineの略で、Linuxをハイパーバイザーとして機能させる仕組みのことです。
Linux標準の仮想化技術「KVM」の仕組み
##Intel VTとは
インテルが開発した、仮想化ソフトウェアを支援する機能です。
VitualBoxなどの仮想化技術を使用する際、有効にします。
インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (インテル® VT)
#参考にしたサイト