kindle出版手順
mdファイルからepubを作成して一旦修正してmobiに変換する手順
markdownで原稿作成しているものとする。
EPUB/
ディレクトリを作成してそこで後作業をする。
- 原稿の .md ファイルの他に表紙の画像と metadata.yaml も用意して
pandoc metadata.yaml chapter1.md chapter2.md chapter3.md -o EPUB/MyBook1.epub -t epub3 --toc --toc-depth=2 --epub-chapter-leve=2 --epub-cover-image=EPUB0/hyoushi1.jpg
のようにして epub に出力する。
metadata.yamlの中身
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title: 'わたしの素晴らしい本'
author: わたし
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EPUB/X2/
というディレクトリを作成しておいて、cdしてepubを一回バラす。
mkdir EPUB/X2
cd !$
unzip ../MyBook1.epub
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EPUB/X/
というディレクトリの方に改変済み epub ソースが展開されており(後述)、それに新規追加・修正分を反映させてゆく。
この例ではEPUB/X/EPUB/text/
以下が xhtml ソース、EPUB/X/EPUB/media/
以下が画像など。 -
EPUB/X/
を更新したら epub を作成し直す。
cd ../X/
zip -0 ../MyBook2.epub mimetype
zip -r ../MyBook2.epub *~mimetype
cd ..
kindlegen MyBook2.epub -o MyBook2.mobi -locale ja
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kindle Previewer で確認する。
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KDPで出版して放置
mathml の編集
md の数式は epub の mathml に変換されているはずで大雑把に以下のような構造のはず。
<p>
<math display="block" xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML">
<semantics>
<mrow>
(なにかMathML形式の数式)
</mrow>
<annotation encoding="application/x-tex">
(なにかTeX形式の数式)
</annotation>
</semantics>
</math>
</p>
とりあえず数式部は、 md から tex 経由して pdf にしておき、スクリーンショット撮って切り出しておき、
annotationの中身をaltに指定してimgタグで貼っておく。
<p><img src="../media/EQ1.png" alt="(うえのTeX形式の数式)" /></p>
画像へのパスは上のようになる。
EPUB/X/EPUB/content.opf
というファイルも修正して、追加した画像ファイルを登録しておく。