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DENSOAdvent Calendar 2024

Day 24

開発者から見るプロダクトマネージャーカンファレンス 2024

Last updated at Posted at 2024-12-24

はじめに

プロダクトマネージャーカンファレンス(以下、pmconf)は、PdM向けの内容が中心ですが、自分自身がプロダクトマネジメントに興味があったため、試しに全てのセッション(計40本)を聞いてみました。

結果、プロダクトマネジメントを理解することで、開発そのものがより価値のあるものにできるヒントが多く得られました。本記事では、pmconf2024の紹介とおすすめのセッションを紹介したいと思います。

プロダクトマネージャーカンファレンスとは

pmconfは、日本で2016年から毎年開催されており、この2024年で9回目の開催となります。プロダクトマネージャーという職種の認知を高め、プロダクトマネージメント業務に携わる人々が情報や意見を交換することで共に学ぶ場を提供することを目的として、企画されています。

募集人数は300人となっていますが、初年度から募集を大幅に超える応募があり、今年度もチケットが完売していました。しかし、2022年からはオンラインでの開催も始まり、本年度は1日目はオンライン開催によるセッション配信、2日目はオンサイト開催でワークショップ形式のOSTを中心に、参加型のコンテンツがメインになっています。

セッション配信はアーカイブもYoutubeで公開されているので、開催2週間後にはどなたでも閲覧することができるようになっています。
https://youtube.com/playlist?list=PL6pQufjCVYz_Ebrnkd-vU3RahZVRwTGmE&si=JSe8WOz208rU1S-h

カンファレンス全体の印象とトレンド

オンライン開催のタイムテーブルは下記に記載されています。
https://2024.pmconf.jp/timetable/1205

pmconf2024は、プロダクトマネジメントを「Quest」するというテーマで開催されています。全体を通して、登壇者自身が担当されているプロダクトを開発する上での苦労や工夫したポイントを発表されていることが多かったように感じます。ただ、中にはプロダクトマネジメントからさらに踏み混んで、自分自身の色を出されている発表もあり、そこが面白かったです。明確なトレンドはありませんでしたが、やはりAIの活用事例やプロダクトに関する発表は複数ありました。

おすすめのセッションの紹介

ぜひ見てほしい

プロダクトマネージャーの良い意思決定についてQuestする

  • プロダクト開発における「意思決定」に悩まれている方におすすめ

見てほしい

継続的にアウトカムを生み出しビジネスにつなげる、戦略と運営に対するタイミーのQUEST(探求)

  • プロダクトのKPIの設定に悩まれている方におすすめ

TimeTreeが経た3つの転換点 ー プロダクト成長過程でその時、その瞬間、何を考えてたか

  • プロダクトが成長過程していく過程で行き詰まりを感じている方におすすめ

4000を超える顧客要望からプロダクトの未来を描いた話

  • 膨大の顧客の要望から、どのようにロードマップを描けば良いか知りたい方におすすめ

ストーリーテリングでチームに"熱"を伝える

  • 自分の仮説が周囲に響かないと悩んでいる方におすすめ

プロダクトの爆速開発を支える、「作らない・削る・尖らせる」技術

  • 爆速のプロダクト開発を実現するために、作らない、を諦めない方法を知りたい方におすすめ

できれば見てほしい

「使いたくなる」体験のつくりかた

  • 昨日は充足しているのに、プロダクトが使われないと悩んでいる方におすすめ

Amazon元本社PMが伝授!意思決定の質とスピードを上げる、ドキュメントの極意

  • プレゼンやドキュメント作成で書くことに悩まれている方におすすめ

届けきる使命 ―UXライティングがfreeeプロダクトに与えた影響―

  • 説明率を30文字を変更するだけで、売り上げを2倍にしたライティングのコツを知りたい方におすすめ

大企業勤めの方に見てほしい

重厚長大なものづくり企業におけるプロダクトマネジメントの挑戦と苦悩

  • これから大企業でプロダクト開発組織を立ち上げる方におすすめ

異文化クエスト - ベンチャーPMが大企業とサービス開発したら大事なのは「メタ認知」だった話

  • ベンチャー企業との協業や、社内で新しい組織の立ち上げに苦労されている方におすすめ

まとめ

今回のカンファレンスを通じて、PdM視点を取り入れることで、開発がより価値の高いものにできる可能性を強く感じました。

例えば、機能を作る際に『この機能がユーザーにどのような価値をもたらすのか?』を常に考えることで、単なる技術実装以上のものが生まれる可能性があります。また、PdMと開発者が共通の言語を持つことで、要件漏れやミスコミュニケーションを減らせると感じています。

もし、セッションを見た方がおられたら、ぜひ感想をシェアしてください!

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