はじめに
初めまして、mahiro です。
新卒エンジニアになったら書こうと思って早3年、ようやくこのタイトルを使って記事を書くことができるようになりました。
とはいえこれ系の記事はすでにネットに多く上がっているので、この記事では「少し変わったキャリアの新卒エンジニア」という視点からおすすめ書籍を紹介したいと思います。
自分のキャリアは以下です。
- メガベンチャーのバックエンドエンジニア新卒1年目
- 入社2ヶ月で副業でIT系の会社を共同創業
- 入社半年でスタートアップに業務委託でジョイン
興味のあることに色々挑戦していたら少し変わったキャリアの新卒になっていました。
色々取り組んでいるものの技術的にもビジネス的にもまだまだ未熟です。記事内で気になる点などありましたらご指摘いただけると嬉しいです。
ちなみに興味関心のある分野はこのあたりです。
もし同じような分野に関心がある人は参考になるかもしれません。
- コンピュータサイエンス
- スタートアップ
- アーキテクチャ(コードレベルからアプリケーションレベルの話まで)
それでは、以降で書籍の紹介をしていきます。
おすすめ書籍 7選
1. Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
タイトルは「クリーンアーキテクチャ」ですが、中身はプログラミングのパラダイムや有名な設計の原則についても多く触れられています。あくまでもアーキテクチャは手段であり、本質的に何を解決したいのかを体系的に学ぶことができる良書です。
2. ロジカル・シンキング
自分の伝えたいことをロジカルに伝えるためのスキルやフレームワークが記載されています。普段から物事を深く思考したり、要点を抽出する癖が身につくのでおすすめです。
3. [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知
Linuxの内部のしくみが詳しくかつ分かりやすく解説されており、さらにコードベースでも説明されています。具体的には、プロセス管理、プロセススケジューラ、メモリ管理、記憶階層、ファイルシステムなどが取り上げられています。OSの内部に興味がある方は是非読んでみてください。
4. 起業の科学 スタートアップサイエンス
スタートアップの起業を考えている人向けの本で、PMF(顧客が熱狂的に欲しがるものを作れる状態)に至るまでの具体的なステップが詳細に記載されています。ただし実際に起業するときは他にも考慮すべきことが多くあるため、座学だけでなく実践することをお勧めします。
5. 実践ドメイン駆動設計
DDD(ドメイン駆動設計) で有名な書籍です。
他にも「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」という本もありますが、今回紹介する「実践ドメイン駆動設計」はコードベースでより具体的に解説されています。
ただしコードを参考にし、手法だけ取り入れると軽量DDDに陥る可能性があるので注意が必要です(自戒も含めて)。
6. アジャイルサムライ−達人開発者への道
少し昔の本ですが、アジャイル開発について学べる良書です。
アジャイル以外にも、チーム開発で注意すべき心得やユーザーの課題解決に対するアプローチ方法なども記載されており、勉強になりました。
7. モノリスからマイクロサービスへ ―モノリスを進化させる実践移行ガイド
モノリスからマイクロサービスへ移行する際の手段が実例を交えて詳細に解説されています。さらにマイクロサービスをする目的や、マイクロサービス化に伴い組織を変革する際の視点なども書かれてある良書です。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
もしこの記事を通して、新しい書籍に巡り会えた人が少しでもいたら嬉しいです。