この記事について
・MacOS純正のBootCampを使ってWindows10をインストールし
利用していたがOSを切り替えて使うことに手間を感じ、代替手段として
仮想環境(VMware)を使うまでの記録
目次
- 無料アカウント:vmware.comの作成
- VMware:インストール
- Windows10:ISOファイルをVMwareへ追加
- Windows10:リソース割当
- Windows10:.vmxファイルの編集
- Windows10:高速化の設定変更
利用環境
中古購入したMacbookでWindows10も使いたいんです。。。
やってみよう
この記事の冒頭で記載したようにBootCampでOS切り替えながら
Windowsを利用するのは面倒だと感じたので仮想環境(VMware)を
使ってみようと思います。
個人で仮想環境の導入としては、VirtualBoxの選択肢もありましたが
エラー発生などで思うような動作しないという情報を見たのでVMwareを
利用することにしました。
1. 無料アカウント:vmware.comの作成
VMwareを利用するためにvmware.comでのアカウント登録を
登録することで無償の個人用ライセンスを入手できるようになります。
まずは、下記ページから個人利用ライセンス登録へ進みます。
VMware Fusion または Fusion Pro の試用
アカウント登録については、迷子になりながらやっとのことで登録ができた
のですが、迷子になりながらでしたので画面遷移やなぜ登録できたのか
不明な点が多く、、、すみません。
下記情報を参考にしていただけると幸いです。
【個人無料】Macで快適にWindows10使える仮想環境は、VMware Fusion 12 Player!!
2. VMware:インストール
アカウント登録が完了しましたらダウンロードしたVMware Fusionをインストールします。
実際の画面遷移については参考情報を見ていただければと思います。
こちらでは簡単にインストール時の設定項目の記録を残しておきます。
・VMwareFusion12のライセンスキーを入力する
・MacOSの「セキュリティとプライバシー」からアクセシビリティを選択し
VMware Fushionにチェックを入れる
3. Windows10:ISOファイルをVMwareへ追加
Windows10のイメージファイルを下記からダウンロードします。
Windows10のディスクイメージ(ISOファイル)のダウンロード
・エディションを選択し「確認」をクリック
・製品言語で「日本語」を選択し確認をクリック
・「64-bit ダウンロード」をクリックしISOファイルをダウンロード
続いて、VMware Fushionを起動しインストール方法の選択画面へ
ダウンロードしたWindows10のISOファイルをドラッグします。
画面に従って進みながらアカウント情報とWindowsプロダクトキーの入力画面で
必要情報を入力してください。
MacとWindowsの同時利用を目的としているため、統合の画面では
「さらにシームレス」を選択します。
4. Windows10:リソース割当、インストール
インストールを進めていくと終了画面が表示されますのでそちらで
「設定のカスタマイズ」を選択してください。
「設定のカスタマイズ」を選択し仮想マシン名と保存先を指定したら下記画面が
表示されるので「プロセッサとメモリ」を選択します。
ここで割り当てるリソースを設定しますが後からでも変更可能です。
動作テストとしてメモリのみ下記に変更してWindows10のインストールに進みます。
・プロセッサ:2個のプロセッサ コア
・メモリ:8192(8GB)
Windows10のインストールは10~20分くらいで完了。早くてびっくりです!?
ドラックアンドドロップができないという事象が発生している場合、VmwareToolsを
インストールすることで改善されるようです。
※Windows10の起動時に自動インストールされたので問題は解消されている様子。
5. Windows10:.vmxファイルの編集
ストレスを感じるほど動作の重さを感じたためシステム情報を確認したところ
プロセッサが1個のコアしか認識されていないことが分かり対処方法を調査。
同事象で対処方法について、情報を見つけたので下記に転記します。
VMware Fusion 12 player での仮想マシンのプロセッサ数について
仮想マシンとしては「2ソケットの1コア」プロセッサを作成&認識していて、
Windows 10 Home の制限により1ソケットしか利用できてなそうだと思いました。仮想マシンの.vmxファイルを編集して、「1ソケットに2コア」の仮想マシンにしてみると、
Windowsでも2つのプロセッサが利用できそうかなと思いました。cpuid.coresPerSocket = "2"
numvcpus = "2"VMware Fusion 仮想マシンの .vmx ファイルの編集 (1014782)
https://kb.vmware.com/s/article/1014782?lang=ja
※下記情報を.vmxファイルに記述し事象改善を確認。
cpuid.coresPerSocket = "2"
6. Windows10:高速化の設定変更
あとはWindows10側の設定変更を行い高速化を目指す。
設定等については、下記情報を参照し設定変更を実施しています。
Windows 10 を高速化する方法(動作が重い場合の改善方法)
以上となります。
メモ
・VMware.comのアカウント登録は画面遷移が謎なので難しいですので
根気よく試してください。
・Windows10の仕様により1ソケットしか認識されないため.vmxファイルを
編集し「1ソケットに2コア」の仮想マシンにする必要がある。
・.vmxファイルの編集により高速化する情報があるので今後試してみたい。
VMwareを高速化する(オプション設定など)
参考
MacBook Pro に仮想環境VMware Fusionを入れてWindows OSを使えるようにする!
【個人無料】Macで快適にWindows10使える仮想環境は、VMware Fusion 12 Player!!
VMware Fusion 仮想マシンの .vmx ファイルの編集 (1014782)