開発環境 (最近変なスペルになった macOS をここでは想定) に Ruby を入れるのは、よくある話だが、Ruby をバージョンアップする手順についてはもサッとできるようにまとめておく。
前提
- macOS にいれるミドルウェアのパッケージマネジメントは Homebrew で行っている
- Ruby は直接 Homebrew でいれるのではなく、rbenv を用いて管理している
- Ruby バージョンアップするのは久しい
つまり macOS > Homebrew > rbenv > bundler > 各フォルダごとに Gem file のような構成である。
コマンド
rbenv にてインストール可能なバージョンは下記で確認できる。
$ rbenv install -l
2.6.0
2.6.1
2.6.2
2.6.3
2.6.4
2.6.5
もし、必要なバージョンが存在しない場合は rbenv 自体をバージョンアップしてあげる必要があるだろう。
# Homebrew 本体を更新
$ brew doctor
$ brew update
# ruby-build を更新
$ brew upgrade ruby-build
必要なバージョンがあるかどうか確認して、global と local の version を設定しておく。
# Ruby
$ rbenv install -l
$ rbenv install 2.6.X
$ rbenv global 2.6.X
$ cd /to/your/app/path
$ rbenv local 2.6.X
# Bundler は各バージョンの Ruby ごとにインストール。
$ rbenv versions
$ gem install bundler
ふぅ
・・・ Docker 化しておいて構成まるごとごと差し替えるのがナウくてハマりづらい方法だとは思う。