はじめに
2021年3月にAZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsを受験し合格したので、
どのような勉強をして試験に挑んだのか、
どうしたらもう少し点がとれたのかをまとめます。
ちなみに私はSIerで、クラウドの実務経験はゼロです。
プロジェクトではAzureが使われているので、
資格をもっていれば業務でAzureを触るチャンスがあるかも...ということで今回AZ-900にチャレンジしました。
AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsとは
AZ-900はAzure資格の中で最も基本的な資格になります。
出題範囲は、公式ページにて以下のように記されています。
Azure Fundamentals 試験は、クラウドの概念、 Azure サービス、 Azure ワークロード、 Azure のセキュリティとプライバシー、 Azure の価格とサポートに関する知識を証明する機会です。
受験者は、ネットワーキング、ストレージ、コンピューティング、アプリケーション サポート、アプリケーション開発の概念を含む一般的なテクノロジの概念に精通している必要があります。
勉強方法
1. ウェビナーに参加
Microsoft Azure Virtual Training Daysと呼ばれる2日間(各日午前中のみ)の研修に参加し、
AZ-900の試験範囲をざっくり勉強しました。
とはいってもこのウェビナーに参加をしたのは試験日の3ヶ月前でした。
試験まで時間が空いてしまったこともあり、
...正直ここで学んだことは今回の合格には関与してなさそうです。汗
でもこの研修に参加したことで、AZ-900を無料で受けることができるバウチャーをゲットできました!
AZ-900は通常通り受けると12500円かかるところ、無料で受験できるようになるので、
ウェビナーに参加することを強くおすすめします。
2. 対策本を読み込む
今のところAZ-900の対策本はこの一冊のみです。
私はこの対策本を受験日の2週間前からパラパラと読み始めました。
各章と巻末に問題があるので、それを繰り返し解きました。
3. ネット上の問題サイトをひたすら解く
テスト1週間前になり、さすがにテキスト本だけでは受からないのではと思い、
仕事の合間をぬって以下問題サイトをひたすら解きました。
特に2つ目のサイトはおすすめです。
ここに載っている問題が何個か本番の試験にも出ました。
回答説明がないものや、選択肢で迷ったものについては、
テキストを読み返すことで理解を深めました。
どちらのサイトも基本的にテキストに出ている情報の問題が多かったので、
この2つのサイトの問題演習を経て、テキストに書かれている情報のほとんどは頭に入りました。
4. 「Azureの基礎」のラーニングパスを読む
色んな方が合格体験記でやったと書いているラーニングパス。
テスト2週間前から読み始めましたが、何しろ量が多く、私は途中で諦めてしまいました。
そして試験当日、テキストの内容はもう頭に入っていたこともあり、
最後にやっとくか...と、「Azureの基礎」の全モジュールの知識チェックのみ確認しました。
が、知識チェックを解いていたところ、
テキストに載ってない情報の問題が多く不正解ばかりになってしまいました。。
なんとか試験時間までに、知識チェックだけは100%回答できるように情報を頭に詰め込みました。笑
受験してみて
はい、ぎりぎり合格でした。笑
ラーニングパスをまともに勉強せず、テキスト中心に勉強してきましたが、
当日の試験ではテキストには載っていない問題がいくつも出てきました。
ぎりぎり合格だったのはラーニングパスにしっかり目を通していなかったからと思います。
ラーニングパスをやらずともぎりぎり合格はできるかもしれませんが、
これから受験される方はテキストのみならず、
ラーニングパスもしっかり取り組むことをおすすめします。
また、本番の問題でははいorいいえの問題形式が多かったです。
感覚的には全体の20%ほど出題されていたように思います。
はいorいいえの問題は、一設の中に3つの問題が詰まっており、それぞれにはいorいいえで回答します。
テキストの模擬試験でもこの種のケースは少なかったです。
なんとか合格はできましたが、Azureは参考書や問題演習できるものが少なく、
試験当日にひやっとすることが多々あったので、私のこの赤裸々な体験記が誰かの役に立てれば良いなと思います!