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パブリックサブネットによるインターネットへ直接接続できる Amazon WorkSpaces インスタンスの作成方法

Last updated at Posted at 2023-05-14

Amazon WorkSpaces インスタンスから、インターネット接続をする方法は、主に2つあります。

  1. プライベートサブネットから、NATインスタンスを経由してインターネットと通信
  2. パブリックサブネットから、インターネットと直接通信
    a. パブリック IP アドレスを自動的に割り当て
    b. パブリック IP アドレスを手動で割り当て

ここでは一番手軽な 2-a「パブリックサブネットから、インターネットと直接通信 / パブリック IP アドレスを自動的に割り当て」について解説します。

ポイントは以下3つ

  1. Amazon VPC:
    プライベートサブネット2つ、パブリックサブネット2つを持つ VPC を作成する
  2. AWS Directory Service:
    ディレクトリ自体には、プライベートサブネットを指定する
  3. Amazon WorkSpace:
    ディレクトリをWorkSpaceへ登録するときには、パブリックサブネットを指定する

このディレクトリを使って作成した WorkSpaces インスタンスは、インターネットとの直接通信が可能になります。

手順

Amazon VPC

  • VPCを作成
    • 作成するリソース: VPCなど
    • 名前タグの自動生成: any-name-vpc1 (任意)
    • VPC エンドポイント: なし

結果的に、2 AZ に対して、プライベートサブネット 2 、パブリックサブネット 2 が作成されます。
=> 即時作成されます。

AWS Directory Service

  • ディレクトリタイプを選択
    • Simple AD
  • ディレクトリ情報を入力
    • ディレクトリのDNS名: any-name-ad1.local (任意)
    • ディレクトリのNetBIOS名: ANY-NAME-AD1 (任意)
  • VPCとサブネットを選択
    • VPC: any-name-vpc1 (先ほど作成したVPCを選択)
    • サブネット: (2つとも "プライベート" サブネットを選択)

=> 約10分で作成されます。

Amazon WorkSpaces

  • ディレクトリ
    • (先ほど作成したディレクトリ=any-name-ad1.local チェックを付けて) > アクション > 登録
    • サブネット: (2つとも "パブリック" サブネットを選択) ※ サブネットIDはVPC画面で確認するしかない
  • WorkSpaces
    • ディレクトリを選択: any-name-ad1.local (先ほど登録したディレクトリを指定)

=> 約15分で作成されます。

初期ユーザーのパスワード設定は「Your Amazon WorkSpace」という件名のメールのリンクから行います。

他の方法

こちらをご覧ください。

EoT

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