主キーとは
データベースを扱う際に、必ずひとつの情報を特定できるキーとなるものが必要になります。
例えば、大学でいう学籍番号のようなものです。
この番号があれば、S12H1234という学籍番号は田中太郎くんだ
というように、特定をすることができます。
データベースの表には必ずひとつひとつの行(レコード)を識別することができるように、キーとなる情報が必ず含まれるようになっています。これが主キーです。
主キーを構成する列に必要な条件
重複していないこと
空でないこと
このふたつが主キーに必要な条件。
外部キーとは
アプリケーションを開発する中で、使用するのがリレーショナルデータベースというものです。これはひとつひとつの表を関係付けできることが特徴になります。表と表とを関係付けるために、外部キー
というものを使います。
学生表
学籍番号 | 名前 | 学部ID |
---|---|---|
S12463545 | 田中太郎 | 1 |
S12346456 | 鈴木一郎 | 2 |
S14345678 | 山田二郎 | 3 |
学部表
| 学部ID | 学部名 |
|:-:|:-:|:-:|
| 1 | 法学部 |
| 2 | 経済学部 |
| 3 | 体育学部 |
上の表からすると、学生表では学部表の主キーを参照し、外部キーとして学部IDの列を設けています。
これにより、田中太郎くんの学部はどこ?という問いに対して、法学部というような返答ができる
ようになります。