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ctcAdvent Calendar 2024

Day 9

便利なWeb管理コンソール「Cockpit」🛫でコンテナを立ち上げよう

Last updated at Posted at 2024-12-08

自己紹介

ctcでサイバーセキュリティに関する業務をしております m10i です
宜しくお願いいたします

RedHat系OS使いの私は普段SSHでコマンド入力してるのですが、
ちょこっとGUIで操作したい場面にCockpitを利用した所
かなり良いぞ!となったので紹介になります

What Cockpit?

https://cockpit-project.org/
RedHatが開発しているLinux用 Web管理コンソールです 🛫

Install

sudo dnf install cockpit

今回はコンテナ(Podman)も操作するので cockpit-podman もインストールします

sudo dnf install cockpit-podman

起動します(永続化も一緒に)

sudo systemctl enable --now cockpit.service

必要に応じてFirewallを開けます

sudo firewall-cmd --add-service=cockpit --permanent
sudo firewall-cmd --reload

https://<サーバIPアドレス or ホスト名>:9090

でブラウザよりアクセス

cockpit01.png

普段利用しているユーザID/Passwordでログインすると下記のような画面になります
cockpit02.png

この時点では制限付きアクセスモード(一般ユーザ権限)になっており、
都度スーパーユーザにも変更可能です

CockpitからPodmanを使おう

左メニューからPodman コンテナーを選択します
cockpit03.png

初回はサービスが停止しているため、起動すると下記のような画面となります
cockpit04.png

今回Rundeckをシステム権限で起動したいので、スーパーユーザにしました
cockpit05.png

実際にRundeckのコンテナを立ち上げてみました
cockpit06.png
cockpit07.png
cockpit08.png

ところが、下記エラーが出て停止してしまいました

initializing source docker://rundeck/rundeck:latest: reading manifest latest in docker.io/rundeck/rundeck: manifest unknown

ポイント

  • LATESTのイメージが存在しない場合、エラーになる
  • LATEST以外のイメージを利用する場合は事前にプルしておく必要がある

新規イメージのダウンロードからtag指定できるので、こちらから取得します
image.png

cockpit09.png

取得できましたので、起動させます
cockpit10.png

cockpit11.png
cockpit12.png
cockpit13.png

  • RUNDECK_GRAILS_URL でアクセスするホスト名、ポート番号を指定する必要あり
  • 指定しない場合は http://127.0.0.1:4440 に転送されてしまう
  • /opt/rundeck ディレクトリは最初に作っておく必要がある

無事に起動しました
rundeck01.png

まとめ

もちろん podman コマンドによるコンテナ操作も可能ですが、
UIで手軽にコンテナのログ確認やコンソール操作したいときにCockpitは非常に便利です

ありがとうCockpit!

お知らせ

こちらの記事はctc Advent Calendar 2024の記事となります
この後もctc(中部テレコミュニケーション株式会社)のメンバーが技術にまつわる知見を投稿していきますのでご期待ください

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