この記事は、株式会社富士通システムズウェブテクノロジーが企画する「いのべこ夏休みアドベントカレンダー 2020」の6日目の記事です。
(お約束)本記事の掲載内容は私自身の見解であり、所属する組織を代表するものではありません。
#はじめに
リモート会議でブレインストーミング(ブレスト)等をするにあたり、リモートで付箋やホワイトボードを使ってやりたいなということで、数あるツールの中で今回は「miro」というツールを触ってみます。
#「miro」とは
Miro | Free Online Collaborative Whiteboard Platform
トップページの文を雑翻訳すると下記のような感じです。
一言でいえば「オンラインで使えるホワイトボードツール」です。
ミロはリモートと分散チームのために設計されたコラボレーティブなオンラインホワイトボードプラットフォームです
##利用方法について
トップページの右上「Sign up free」から名前、メールアドレス、パスワードを設定することで利用開始できます。
また、Google、Facebook、Slack、Office365のアカウントでも利用開始できます。
アカウント作成後はチームの情報等を入力することでメインページが開きます。
##料金体系
https://miro.com/pricing/
基本的な機能であれば無料で使えそうです。
今回は無料版を利用します。いずれ、各プランの内容について細かく調べたいと思います。
(今回はあまり触れません)
「New board」を選択すると下記のようにテンプレートを選択する画面が出ます。
色々なテーマのテンプレートがあり、ブレストだけでなく分析にも使えそうです。
今回は一旦使える機能を見たいので右上の×を選択し、素のホワイトボードを開きます。
##手書きペン
まずホワイトボードとして基本の機能、ペンのツールです。
太さや色を変えれるだけでなく、書いた後の線の移動もできます。(アナログではできないことなので便利!!)
また、Smart drawingをONにすることで、下記のように手書きの図形を自動で成形してくれます。
下記一覧が自動成型をしてくれる図形の一覧で、図形から図形へ線でつなぐと矢印化してくれるものもあり、マウスでの書きづらさをかなり補完してくれる感じがします。
##付箋
付箋も貼れます。サイズ変更や色変更が可能です。
付箋にタグ付けや絵文字をつけることもできます。
##その他描画機能
図形やテキストも描画できます。また、それらをグループ化することもできるようです。
基本的に描画したものや付箋は移動できますが、逆に移動させたくないものは移動のロックもできます。
##同時編集に関して
無料の機能でも同時編集は可能です。ただし、参加者はサインインの必要があります。
無料バージョンではゲストユーザは参照はできますが編集はできません。
編集可能なゲストユーザを招待したい場合は有料化することで可能になります。
#最後に
・ボードに自由に手書きができる
・付箋がはれて移動もできる
・同時に編集ができる
上記の最低限ほしいと思っていた機能は満たしていました。(アナログのホワイトボードより便利すぎるほどに)
今回は自分ひとりで触るのにとどまりましたが、
紹介しきれなかった機能もあるので、今度は複数人で実際に使ってみたうえでの評価もしてみたいと考えています。