VCF9ではVCF Operationsが「VCFの統合運用基盤」としての役割を担っています。
本記事では、シリーズ形式でVCF Operationsが提供するさまざまな機能についてご紹介します。
以下の順でお読みいただくことで、VCF Operationsの主要機能を体系的に理解いただけるため、おすすめです。
1. VCF9のVCF Operationsの主な機能について part1:概要: 本記事では、全体概要と「ホーム画面」をご紹介します。
2. VCF9のVCF Operationsの主な機能について part2:インフラの運用: 「インフラストラクチャの運用」メニューをご紹介します。
3. VCF9のVCF Operationsの主な機能について part3:フリート管理: 本記事、「フリート管理」機能をご紹介します。
4. VCF9のVCF Operationsの主な機能について part4:キャパシティ&セキュリティ: 「キャパシティ」及び「セキュリティ」機能をご紹介します。
VCF Operationsとは(VCF9)
VCF9におけるVCF Operationsは、オペレーション管理、フリート管理、セキュリティ管理の3つの機能から構成される、VCF環境全体の統合運用基盤の役割を持ちます。

VCF5までは、上記スライドの左側に記載されている、VCF OperationsやVCF Operations for LogsやVCF Operations for Networksとして提供されていた機能等が、「オペレーション管理」としてVCF Operationsで提供されるようになっています。
また、VCF9における大きな変更点としては、新たに「フリート管理」と呼ばれる機能で、従来はSDDC ManagerやAria Lifecycle Managerで提供されていた、ライフサイクル関連の機能が提供されるようになっています。
さらに「セキュリティ管理」として監査ログやコンプライアンスチェック機能等が提供されます。
本記事では、VCF Operationsが提供する「オペレーション管理」「フリート管理」「セキュリティ管理」の主な画面と提供される機能について、シリーズ形式でご紹介します。
ホーム画面

VCF Operationsのホーム画面では、右上に監視対象の構成としてVCFドメインやデータセンタ、クラスタの数等が表示され、その下には「健全性と管理」の項目として、VCF環境において発生している未対応のKBやSAの状況や、構成のドリフト(各VCFドメイン環境のテンプレートからの逸脱している状態)、およびVCF環境全体における証明書の有効期限の状況等が表示されます。

その下部の「ワークロードの操作」では、全体的なキャパシティの不足状況に関して可視化されています。本環境はキャパシティに余裕があるため、グリーン(正常)と表示されています。

また、下部には「持続可能性の取り組み」としてサステナビリティの観点から電力の消費効率に関するスコアや、その他にコンプライアンス準拠が表示されます。
続いて「インベントリ」画面については、次の記事でご紹介します。
