Local
いいところ
- 構築がとても簡単
- 変更もとても簡単
- PHPのバージョン変更
- Apache から nginxへの変更
- プロジェクト毎にPHPのバージョン切り替えが可能
- Live Linksが便利
インストール手順
Appをインストールするだけ
https://localwp.com/help-docs/getting-started/installing-local/
Wordpressサイト構築手順
以下の3stepでwordpressサイトが構築できます
1.サイト名を指定する
「Preferences → New Site Defaults」で
デフォルトのDomain SuffixやSites Pathも設定可能です
私の場合は、Domain Suffixを.internalに設定変更しています
2.環境設定
Customを指定すれば以下の3つを選択可能
- PHP Version
- Web Server
- Database
3.Wordpressアカウントの設定
マルチサイトも設定可能
ここがMAMP(無料版)と異なる点で、プロジェクト毎にミドルウェアのバージョンを指定できます
Web ServerはApacheとnginxを選択できます
「Preferences → New Site Defaults」でWordpress Emailのデフォルト設定も可能です
20秒ほどでwordpressサイトがローカル環境に構築されます!!
WordPressのバージョンアップ
以下の「UPDATE TO 5.8.3」をクリックでアップデートされます
アップデート
ダウングレード
ダウングレードはGUIではなく以下コマンドを実行します。
$ wp core update --version=5.7.4 --force --locale=ja
左カラムのプロジェクト名を右クリックで「Open Site Shell」を選択するとターミナルが起動します
上記手順でターミナル起動するとサイト作成時に設定したPHPのバージョンになるので便利!!
Setting Local environment variables...
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WP-CLI: WP-CLI 2.5.0
Composer: 2.1.5 2021-07-23
PHP: 7.4.1
MySQL: mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.28, for macos10.14 (x86_64) using EditLine wrapper
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Launching shell: /bin/zsh ...
$ php -v
PHP 7.4.1 (cli) (built: Nov 13 2020 16:35:06) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.1, Copyright (c), by Zend Technologies
with Xdebug v2.9.0, Copyright (c) 2002-2019, by Derick Rethans
$ wp core update --version=5.7.4 --force --locale=ja
データベースGUIクライアント
Adminerが使用可能です
「OPEN ADMINER」でブラウザから閲覧可能です
SSL対応
SSLの項目が初期では「TRUST」と表示されているのでクリックすると「TRUSTED」に変わります
キーチェーンを開いて対象の証明書を「常に信頼」を選択します
これでSSLでアクセスしても鍵マークが表示されるようになります
「OPEN SITE」クリックでHTTPSページを開く
デフォルトではHTTPページが表示されるので「Open Site Shell」でターミナルを開いて以下コマンドを実行します
$ wp search-replace 'http://sample.internal' 'https://sample.internal'
便利機能
One-click Admin
One-click Adminのプルダウンでユーザーを選択しておくと
右上のADMINボタンで指定したユーザーでログインした状態で管理画面が開きます
Live Link
リリース前のローカル環境を外部からアクセスできるようになります
Basic認証も設定できるので簡単にフィードバックを得られます
Site Blueprints
サイトのバックアップが作成できます
バックアップ対象はプロジェクトファイルはもちろんデータベースの中身や設定ファイルもバックアップされます
作成されたバックアップは「Preferences → Blueprints」に格納されてます
その他便利なアドオン
https://localwp.com/add-ons/ でアドオンを追加できます
Link Checker
サイト内のリンクエラーをスキャンして見つけ出してくれる
Instant Reload
CSSファイルを更新すると自動的にブラウザがリロードされます
CSSファイルしか対応されていないのが惜しい....