LoginSignup
28
39

More than 5 years have passed since last update.

iosの証明書の更新のハマりどころ

Posted at

証明書が切れると発生すること

iosの証明書の有効期限は下記のリンクより参照できます。
作成後から1年後に有効期限が切れます
https://developer.apple.com/account/ios/certificate/

・iOSの次回申請ができない
・プッシュ通知が送られなくなる

などの弊害が発生します。
なので、更新は1年に1回発生します。

実際にやること

実際には新しく証明書を作り直します
こちらのサイトが参考になります
https://i-app-tec.com/ios/apply-application.html

流れとしては、
自分のPCで証明書を作る > 開発用なら「iOS App Development」製品用なら「App Store and Ad Hoc」を指定します。

ハマりどころ1(プッシュの設定)

プッシュがある場合、こちらでうまくいきましたが、上記のところで「Apple Push Notification service SSL 」でも良いかもしれませんが、私の場合、 左ペインのIdentifiers > App IDs から対象のNameを選択し、

こちらのPush通知を有効にしてあげることによって、「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」を作成し、SSL Certificateに設定します
スクリーンショット 2017-08-28 14.47.47.png

また、awsのsns(simple notification service)を使用している場合、こちら側の
設定も証明書の更新が必要になります。
※こんなような更新画面です
スクリーンショット 2017-08-28 15.04.48.png

ハマりどころ2(プロビジョニングファイルの更新

左ペインより、「Provisioning Profiles > ALL」を選択するとこちらも 有効期限切れもしくは、有効ではないと出てくると思います。こちらで先ほど作った証明書を再度選び直してください

ハマりどころ3(Xcode側の設定

こちらもプロビジョニングファイルが更新しないと、次回以降申請が出せなくなるので更新します。
こちらも有効期限切れ、もしくは、有効ではない状態になっていると思います。
ただし、正しくできていると、ios developerのサイトと勝手に同期されて、プロビジョニングファイルも更新されています。
ハマりどころとして、エラーが消えない場合があります。この場合、一度古いプロビジョニングファイルを削除してしまいましょう(Macであれば、下記に格納されていると思います)、xcodeを開きなおすと、サーバと同期され最新のみ自動で取り込まれます。

~/Library/MobileDevice/Provisioning Profile

ハマりどころ4(開発者への配布

証明書を更新することによって、他に開発者がいる場合は、開発できなくなってしまいます。
なので、p12ファイルを配布する必要があります。

こちらのサイトが参考になります
http://mmorley.hatenablog.com/entry/2015/09/07/131745

28
39
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
28
39