概要
オリジナルキーボードレイアウト(FMIX)の検討の補足。長音記号を入力する「-」を「qwertyのf」+修飾キーでは入力できるようにしてスコアを評価。オリジナルキーボードレイアウト(FMIX)の検討３ - キー入れ替え数も参照のこと。
レイアウトイメージ
変更後（「-」を定義）
ArtGrのコンビーネーションで-を入力
スコア（対数距離）
変更前
| レイアウト | 英字 | ローマ字 | ローマ字 (k→c) |
|---|---|---|---|
| 大西 | 55.55 | 74.62 | - |
| Colemak | 63.65 | 67.46 | 70.34 |
| FMIX14 | 63.68 | 70.13 | 70.57 |
| FMIX13 | 63.04 | 70.80 | 70.56 |
| FMIX12 | 62.04 | 68.80 | 69.98 |
| FMIX14R | 58.04 | 72.12 | - |
| FMIX13R | 58.30 | 72.24 | - |
変更後（「-」を定義）
| レイアウト | 英文 | ローマ字 | ローマ字 (k→c) |
|---|---|---|---|
| Colemak | 63.65 | 68.30 | 71.14 |
| FMIX14 | 63.68 | 70.66 | 71.37 |
| FMIX13 | 63.04 | 70.66 | 70.57 |
| FMIX12 | 62.04 | 69.34 | 70.79 |
| FMIX14R | 58.04 | 72.93 | - |
| FMIX13R | 58.30 | 73.05 | - |
使用したキーボードレイアウトアナライザー
使用したスコア算出パラメータ
オリジナルキーボードレイアウト(FMIX)の検討２ - スコア算出方法のスコア（対数距離）と同じ。
解説
長音記号を入力する「-」を「qwertyのf」+修飾キーでは入力できるようにすることで、ローマ字スコアが約0.8ポイント程度上昇。実際に感覚でも、従来の「-」キーの位置まで指を伸ばす必要がなく、楽になった感覚がある。ただ、FMIX13R、FMIX14Rのローマ字スコアは、ローマ字専用の大西配列に敵わない。オリジナルキーボードレイアウト(FMIX)の検討３ - キー入れ替え数のスコア４であれば傾向が変わるが、改めてまとめた記事を書きたい。