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ジーズアカデミーAdvent Calendar 2022

Day 13

「先生!ファイルが開きません!」~プログラミングやってみたら楽しくなっちゃってノリと勢いでジーズに入学した話~

Last updated at Posted at 2022-12-12

プログラミングCAMPって何?

まず自己紹介からしますね!
普段は都内で起業支援のお仕事をしている普通のOLです。
半年前に九州から東京にやってきました。
好きな食べ物は親子丼です。
CreepyNutsをよく聴いています。

今日は、普通のOLの私がなぜ今G'sACADEMYに入学してプログラミングを学んでいるのかについてお話させてもらいますね。

半年前の春に今の職場に着任した時、上司から「ジーズさんの担当お願いね!夏にプログラミングキャンプやるから!」と突然言われ、プログラミングキャンプというものが何なのか分からないまま運営担当をやることになりました。
要するに、私が勤めている施設で一般参加者を集めて、ジーズさんにプログラミングの集中講座をやってもらいます。あなたはその連絡係をやってください。ということですね。
「引継ぎ資料とかってどこにあるんですか?」と聞くと、前任がいなくなっちゃったから分からないんだよね、、、。と衝撃的な返答をもらい、フリーズしたのち身震いが止まらなくなるものの、できませんとも言えず気が付いたら夏のキャンプに向けてのミーティングが始まっていました。

ちなみにジーズの担当者の方々と初めて顔合わせした時の印象は
「やばい…!何かみんな頭良さそう…!!絶対仕事バリバリできる人達じゃん…これは成功させないと…TT」
という感じでした。(完全にビビッてましたが、実際に進めていくと皆さんめちゃくちゃ良い人で安心しました^^ BIGLOVE…)

3日間のプログラミングキャンプが始まった

さて、結局プログラミングキャンプというものが何なのか分かってないまま、3日間のプログラミングキャンプがスタートしました。
今回は学生限定のプログラムということもあり、普通は運営側は参加しないみたいなんですが、私は参加者と同じ目線に立ちたい!と思い、学生さんに混ざってキャンプに参加することに。

1日目はVSCodeなどの環境構築。これは余裕ですね。
問題は2日目。HTML、CSSの授業です。

「はい、じゃあindex.htmlを開いてください。」

先生の言葉に合わせてもくもくと作業を進める参加者に対し、私の画面にはその文字が見当たらない…。
え?そんなもの無いんだけどな…。と手を挙げてチューターさんを呼んだのですが、それもそのはず。そもそも配布されたファイルをVSCodeに読み込ませていなかったんですね。ここにあるはずの無いものを必死に探している。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにあるはずもないのに。

そこからはもうチューターさんを呼ぶ手が止まりません。
imgが表示されない。文字に色が付かない。いつの間にかJavaScriptの話が始まっている…。
おみくじ?大吉?中吉?いや、どれも表示されない…。
2日目の後半はもう、個別指導塾かな?というくらいチューターさんが付きっきりで指導してくれておりました。(ただただ感謝)

そして事件は3日目の朝に起こりました。
3日目の朝にJavaScriptを使ったじゃんけんゲームの発表会があったんですね。
前日にヒントとなるフォーマットが配布されていたものの、おみくじも理解できていない私にそのハードルは高すぎました。結局何の挙動も無い素のままのHTMLが悲しげな顔でこちらを見つめていたのです。

しかし、発表順はまさかのトップバッター。

やばい…。何ひとつ昨日から発展していない…。でも発表しないとだし…。
極限まで追い込まれた私の選択は

「トークでどうにか繋ぐ」

でした。
深夜2時まで奮闘したあげく何も動かなかったばかりか、配布されていたHTMLサンプルをいじったせいでCSSがあたらなくなり、windows95のようなITの素みたいなデザインになってしまたこと。
もちろんグーもチョキもパーも出ませんので、心の中で出し手を決めてもらい、心の中のコンピューターを対戦してもらうなど、とにかく精いっぱいに奮闘記を1分間ひたすらに話しました。
プロダクトとしては出来の悪いものでしたが、会場で一番笑いは取れたのではないかと思っています。深夜ラジオリスナーで良かった。

誰ももくもくしてない最高の夜

しかしプログラミングキャンプ。これで終了ではありません。3週間後にオリジナルのプロダクト発表会が予定されていました。
それぞれの自主学習期間に入ります。発表会の前日には参加者を集めてZoomでもくもく会を開催することに。
もちろんみんなで集まってもくもくコードを書いて、P2Pラーニングをすることが目的です。

参加してくれたのは5人くらいだったと思います。
始めの1時間くらいはみんな作業に没頭していました。しかし、ここで私の良くない癖「人数集まると楽しくなってしまう」が発動。特に最近の大学生が何にハマってるかとか気になるじゃないですか(?)
学校で何を勉強してるのかとか、何の部活に入ってるのかとか、将来どんな仕事をしたいのかなんかを参加者のみんなに聞きまくり、あげく自身の学生時代の思い出なんかもシェアしちゃったりしてもはやもくもく会という名の座談会に変身。

そして誰だったか、参加者のひとりが「このメンバーでキャンプ行きたくないですか?」と言い出したことをきっかけに、そこから速攻でリアルキャンプ計画を立て始める我ら。
千葉のここのキャンプ場が良かった!関西ならここ!てか、夜何食べる??カレー作る??じゃあ、誰と誰が買い出し係ね!!とまあ妄想が止まりません。あまりに計画が勢いよく進むので、私たちはもうあの時実際に行ってたのかもしれません。
その後も、誰が一番エモい言葉を言えるか競い合ったり、ガールズトークに花を咲かせるなど完全に深夜テンションで盛り上がり、誰ももくもくしないまま時刻は深夜2時に。
約5時間のもくもく会は明日に備えてお開きとなりました。

やりきったプロダクト発表会

そして発表会当日。
私はキャンプ3日目のじゃんけん発表会でふがいない結果を残してしまったことがあまりに悔しく、この3週間ひたすらプログラミングに打ち込んできました。
テーマは何でも良いということだったので、私は「推しがいつ家に来ることになっても大丈夫なように準備をするプロダクト」を開発しました。
キャンプで学んだことをフルに活かし、お風呂やリビングなどをきちんと掃除したかチェックを入れる機能。推しと会話が続かなくなった際に助かるランダム話題出し機能。推しと見たい夜景スポットのリンクを埋め込むなどとにかく自分に出せる物は全て出し切りプロダクトを完成させました。
3週間前までおみくじもできなかった私が、頑張ってプロダクトを作って来ていたので講師の方からお褒めの言葉も頂けて、なんとか汚名返上ができたのかなと思いました。

他の参加者のみんなももちろん素敵なプロダクトばかりで感動しましたし、なによりも参加者のみんなが「楽しかった!」「参加して良かった!」と言ってくれたことが、運営頑張って良かったなと思えた瞬間でした。

次は私が誰かの役に立つ番だ!

それからは運営する側じゃなく、コミュニティの参加者としてプログラミングに挑戦したい!という気持ちが強くなり、すぐにG'sACADEMYの説明会に申し込み、入学の為の試験を受け、気が付いたら毎週原宿に通っているのが今現在のお話です。

正直言うと、受講料も安いものではないですし、社会人として人並みに仕事もしているので、自分の生活に全く負担が掛からない訳ではありません。だけど、人生はノリと勢いで決断した方が絶対楽しい方に進むと信じているタイプなので、結果的に私の判断は間違っていなかったと思っています。みなさんも、何か新しいことを始める時や、迷っている時などは是非ノリと勢いで決めちゃってください!あとからその選択肢を正解にしちゃえば大丈夫なので!

それでは私は、今夜も課題に取り組むこととします。
ご覧頂きありがとうございました!

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