■はじめに
ロボットとは直接関係ないのですが、秋葉原ロボット部は読書会も盛んで読書に関する関心も高いため前回に続き、今年（2025年）訪れた図書館のレポートを書かせていただきます。
■目次
1.John F. Germany Public Library（フロリダ州）
2.Selby Library（フロリダ州）
3.Jacksonville Public Library（フロリダ州）
4.Morgan Library & Museum（ニューヨーク州）
5.New York Public Library（ニューヨーク州）
1. John F. Germany Public Library（Tampa, Florida）
フロリダ州タンパのダウンタウンにある図書館
しっかりした造りの入口
入口にある大きな石碑みたいなもの
映画などでときどき見るマイクロフィルムを見る機械
地元の古新聞も閲覧可能（閲覧できたのは直近20年位）
蔵書がかなり少なかったので「Tampaで一番大きい図書館はどこですか？」って図書館の人に訪ねたら、返事は呆れ顔で無言で指を下に2回差す回答。全般的に棚はこんな感じでスカスカ。
フロリダ関連のコーナーは割と充実している
ちょうどオープンハードテラスのモクモク読書会の時間帯を狙って訪れてリアルタイム配信にチャレンジしたのですが、人はほとんどおらず蔵書も少なくてあまり盛り上がらず残念。
2. Selby Library(Sarasota, Florida)
フロリダ州サラソタのダウンタウンにある柱が特徴的な図書館。
中は円形で真ん中が吹き抜けになっている
書庫は極めて普通
音楽（ロック）コーナーの様子。記録図版的なものよりも読み物系が充実していて良い。
おそらく昔はレコードとCDを貸出していたと思われるが時代と共に需要がなくなり在庫処分されている（たしか5枚で2$とか）。この日はたまたま販売していなくて残念。
子供向けコーナーの入口が水槽になっていて地元に生息している魚が泳いでいる。アイデアが非常に秀逸。
ホームレスの数も少なく図書館本来の姿として機能していて平和
3. Jacksonville Public Library(Jacksonville, Florida)
フロリダ州ジャクソンビルのダウンタウンにある図書館。書庫はやや広めだが普通
アフリカ系アメリカ人やユダヤ人などの歴史的な展示や特集が多め
各階の構成は割と普通
レコードやオープンリール、ビデオ（VHS,ベータ）などの資料も閲覧可能
読書室は開放的だが刑務官的な位置に図書館職員が見張っていてちょっと居心地が悪そう
（2枚めの画像の左端側に人が集まっているのはそのせいかと）
自習室は電源もあって良心的
子供向けコーナーの入口は楽しそうな雰囲気
チェスを楽しむことも可能（祝日だったせいか人が少なず誰もやっていなかった）
音楽（ロック）コーナーの展示
絵画を展示するコーナーが常設されている
イベントなども開催できる模様
4. Morgan Library & Museum(New York, New York)
ニューヨークにある今は主に美術館となっている図書館
中はカフェと美術館があり、歴史の間（Historic room）は毎週火曜日と日曜日の15:00-17:00が無料。
西側のモルガンの書斎部屋の本棚（中は入れない）
美術館以外に書斎でも絵画が少し飾られている
メインの図書館跡。四方が全て本棚になっていて写真のイメージよりもだいぶ圧迫感がある造り
天井まで丁寧で荘厳な装飾が美しい
写真だとわかりにくいが暖炉の上の壁画も肉眼だと詳細が美しい
今現在は鉄格子が貼られ図書に触れることはできない
一番奥には古代の中東の円筒印章が展示されている
5. New York Public Library(New York, New York)
40th Street/5th Avenueという都会のど真ん中にあるニューヨーク公共図書館の本館
観光客立ち入り可の読書室。本読まない人がひっきりなしに出入りしていて入口付近は割と賑やか。
奥の方まで行くと天井は広く開放感あってゆっくり読書可能。
読書室手前の通路と部屋をつないでいるだけの空間。広間のような広さと壮大な装飾。
エレベーターは普通
肖像画コーナー。机と椅子があるがあまり落ち着かない
観光客立入禁止の定期刊行物室（中は入れず）。ニューヨーク市民になってここで読書したい
いろんな部屋に様々な期間限定の展示物がある
今まで見たKeith Haringの中でダントツに素晴らしい作品
以上となります。
今回紹介した写真は全て私が撮影したものになります。詳細について興味がある方はお気軽に連絡ください。