読んだ本
感想
昨今、アサヒやアスクルなどサイバー攻撃被害のニュースが増えている体感があり、少なくとも自分が携わっているシステムでできる限りの対策はしておくべきだという危機感を覚えている。しかし、どうすればという点が理解しきれておらず、俯瞰して知識が得られるシリーズのなかから本書を読み始めた。
本書は7章構成になっていて、それぞれ下記内容が記載されている。
- セキュリティエンジニアという仕事
- セキュリティエンジニアの職種
- サイバーセキュリティの基礎知識
- 組織を守るためのセキュリティ技術
- 必要なスキルとスキルセット
- セキュリティエンジニアのキャリアパス
- 近年のトレンドと将来のセキュリティ
タイトル通りではあるが、セキュリティエンジニアという職種について詳しく記載されていて、どういったことをしているのか、どうすればなれるかなどが理解できる。ただ、ここは今のタイミングでは必要としておらずサラッと読むに留めた。3章と4章にはセキュリティについての基礎知識がまとまっていて、知らないことも多かったので良い学びになった。更に、7章ではAIや量子コンピューターの影響など、近未来に起きる可能性がある危機についても記載されていて勉強になった。
おすすめの人
- セキュリティエンジニアを目指す・興味のある人
- セキュリティについてざっくりと理解したい人
次に読むなら
- 興味のある個別の技術について(例えば暗号化やネットワークなど)を深堀りしていくのが良さそう
知らなかったこと
- デジタルフォレンジック: 事故や不正の原因を特定するために、PC・サーバー・ログなどのデジタル証拠を収集・分析する技術
- DevSecOps: 開発と運用に「セキュリティ」を最初から組み込み、自動化しながら継続的に安全性を高める方法論
- セキュリティポスチャー: 組織のセキュリティ全体の強さ・健全性・現在の安全状態を示す指標
- 否認防止: 「私はやっていない」と後から否認できないようにする仕組み
- FIDO: パスワードを使わず、生体認証やデバイス鍵で認証する規格。秘密鍵は端末から出ない
- シャドーIT: 組織が許可していないクラウドサービスやアプリを従業員が勝手に使うこと