この記事は Power Automate のクラウドフローを初めて触った際、個人的によくわからなかったものをまとめたものです。
概要
- Power Automate:トリガーとアクションの一連処理を作成するサービス
- クラウドフロー: Power Automateのうち、クラウドサービス間を連携するサービス
主要なコネクタの種類
- Trigger: フローを開始するコネクタ。新しいメールが届いたときなど。
- Control: フローの制御を行うコネクタ。プログラム言語のIfやForに相当するものなど
- Variable: フロー内で変数を扱うコネクタ。
- Data Operation: データの整形・変換を行うコネクタ。
最低限押さえておきたいコネクタ
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Trigger
- 起点となるコネクタで必ず設定が必要。出力は
triggerOutputs()で参照可能 - 出力形式はオブジェクト形式で、
サービス名 コネクタと調べるとドキュメントが見つかる
- 起点となるコネクタで必ず設定が必要。出力は
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Condition
- 条件を設定して Yes/No の分岐を作成できる
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Apply to each
- 指定した配列データを順に処理するループを作成できる。for each に相当
- 出力は
items('Apply_to_each')で参照可能
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Variable
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Initialize variableで必ず変数を宣言してから使用。Set variableで値を更新可能
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Compose
- 任意の式や文字列を評価して出力作成できる。出力は
outputs('Compose')で参照可能。名前は変更可能 - データを関数で変換する際に便利。例えばHTMLからURLを抽出する際に使用した
- 任意の式や文字列を評価して出力作成できる。出力は
関数について
式の関数については こちら が参考になります