Raspberry Piと専用のカメラモジュールを使用し、ONVIF対応の監視カメラを作成するシリーズ記事です。
本記事はリンク情報システム株式会社の有志が作成しています。
今回作成する監視カメラに必要な機材を紹介します。
いずれの機材もamazon等で、手軽に入手可能です。
CPUボード
・Raspberry Pi3 Model B
Raspberry Pi3 Model B の性能
- Quad Core 1.2GHz Broadcom BCM2837 64bit CPU
- 1GB RAM
- BCM43438 wireless LAN and Bluetooth Low Energy (BLE) on board
- 40-pin extended GPIO
- 4 USB 2 ports
- 4 Pole stereo output and composite video port
- Full size HDMI
- CSI camera port for connecting a Raspberry Pi camera
- DSI display port for connecting a Raspberry Pi touchscreen display
- Micro SD port for loading your operating system and storing data
- Upgraded switched Micro USB power source up to 2.5A
参考元:Raspberry Pi 3 Model B - Raspberry Pi
ストレージ
・SDカード
OSのインストール用にSDカードを用意します。
録画ファイルの保存にも使用しますので、16GB~の容量が良いかと思います。
ちなみに、海外ではTFカードと呼ばれたりしています。英語の仕様書や海外のホームページを参照する際には、ご注意ください。
カメラ
・CAMERA MODULE V2
CAMERA MODULE V2 の性能
- Sony IMX219 8-megapixel sensor
- 1080p30, 720p60 and VGA90 video modes
参考元:Camera Module V2 - Raspberry Pi
カメラマウント
首振り機能用の部品になります。
首振り機能が不要であれば必要ありません。
・カメラマウント A838
・デジタル マイクロ サーボ SG90 × 2個
・Adafruit 16-Channel 12-bit PWM/Servo Driver - I2C interface - PCA9685
サーボ制御には、GPIOを利用して自分で波形を出力することも可能ですが、波形の出力にはリアルタイム性が必要になり、安定性に不安が残るので、今回はI2C通信で制御できるコントローラ(PCA9685)を使用しています。
電源
本体、及びサーボ用の電源として2A以上の出力が望ましいと思います。
携帯用の充電器を流用するのが良いと思います。
例)エレコム AC充電器(2ポート2.4A) MPA-ACUEN000NWH
その他
キーボード、マウス、モニタ、HDMIケーブル、電源接続用のUSBケーブル等が必要になります。
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