本ブログは、オラクル・クラウドの個人シリーズ・ブログの1つです。
初めに
CLI/REST API、或いはTerraFormを利用して、Oracle Analytics Cloud (OAC)インスタンスを作成する際は、アクセストークンが必須です。
このブログでは、アクセストークンの作成方法を紹介します。少しでもお役に立てれば幸いです。
ステップ
1. 統合アプリケーションの作成
「機密アプリケーション」を選択し、「ワークフローの起動」をクリックする。
「このアプリケーションをクライアントとして今すぐ構成します」を選択し、以下のタイプをチェックする。
- リソース所有者 (Resource Owner)
- クライアント資格証明 (Client Credentials)
- JAWアサーション (JWT Assertion)
- 「許可された操作」に、代理(On behalf Of)をチェックする。
- 「トークン発行ポリシー」に、「リソースの追加」をチェックし、「スコープの追加」をクリックすると、スコープの追加画面がポップアップされる。
一覧から「AUTOANALLYTICS」を選択し、「追加」をクリックする。
スコープを追加した後、「次」をクリックする。
Web層ポリシーのところに、デフォルトの「スキップして後で実行」でよい。「終了」をクリックし、作成を完了する。
2. アプリケーションのアクティブ化
アプリケーションの詳細画面に、「アクティブ化」をクリックする。
3. トークンのダウンロード
ステップ
(1) アプリケーションの詳細情報の下部に、「アクセス・トークン」をクリックする。
(2) 「その他のAPIの呼び出し」を選択する。
(3) 「AUTOANALYTICS」をチェックする。
(4) 「トークンのダウンロード」をクリックし、ファイルをダウンロードする(デフォルトの名前:tokens.tok)。
※、アプリケーションが「非アクティブ」の状態であれば、「アクセス・トークン」の選択肢が表示されません。
トークンファイルの中身は次のようになります。有効期間は、1時間(3600秒)です。
{"access_token":"<token_string>","token_type":"Bearer","expires_in":3600}
以上です。
参考資料
My Oracle Support (MOS)ドキュメント
How To Generate The IDCS Access Token Required To Create An OAC (OCI Gen2) Instance Using CLI/REST API Methods (Doc ID 2608610.1)