Amazon Quick Suite
Amaozn QuickSight が Amazon Quick Suite へと AI 機能が追加され進化されたのでちょっとだけ触ってみた。
こんな経験はありませんか?
仕事でデータ分析をするとき、こんな経験はありませんか?
- 顧客情報を確認するために営業システムを開く
- 売上データを見るために別のツールに移動
- 競合分析のためにまた違うアプリを起動
- 結果をまとめるためにさらに別のツールを使用
もう複数のアプリを行き来する必要はない。
Amazon Quick Suiteは、この面倒な作業を一気に解決してくれる革新的な AI ワークスペースです。
Quick Suiteの 5 つの主要機能
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| 1. Quick Research | - あなた専用のリサーチアシスタント 複雑なビジネス課題を数分〜数時間で調査を完了する。 |
| 2. Quick Sight | - 誰でも使えるデータ分析 「今月の売上はどうだった?」と普通の言葉で質問するだけで、グラフやレポートが自動作成されます。 *この機能は従来の Amazon QuickSight でも利用できた気がします。 |
| 3. Quick Flows | - 簡単業務自動化 「毎週月曜日に売上レポートをメールで送信」といった繰り返し作業を、プログラミング知識なしで自動化できます。 |
| 4. Quick Automate | - 企業レベルの本格自動化 複雑な業務プロセス(顧客オンボーディング、調達手続きなど)を部門横断で自動化。 *Quick Flows はシンプルなワークフローに対応しますが、Quick Automate はより複雑なビジネスプロセスのマルチエージェントワークフローに対応するようです。 |
| 5. Quick Index | - 統合ナレッジベース 会社のあらゆるデータ(文書、メール、データベース)を一箇所に集約し、瞬時に検索可能にします。 |
後半では、Quick Research と Quick Flows について画面を確認しながらちょっとだけ触ってみたいと思います。
実際の使用例
営業チームの場合:
「今四半期の東京エリアの売上と競合との比較を教えて」
→ Quick Suite が自動で社内データと外部情報を組み合わせて分析レポートを作成
人事チームの場合:
新入社員の入社手続きプロセスを説明するだけで、Quick Automate が自動化ワークフローを構築
無料トライアル
- 30 日間無料
- 最大 25 ユーザー / 1 アカウント
- サブスクリプション料金とインフラ料金が無料
特にインフラ料金は 1 アカウントあたり月額 250 ドルとなりますので、個人目的での検証については 30 日以内に削除することを忘れないようにしましょう。
その他、細かい料金は新しいサービスであり割と変動も早いと思いますので必ずドキュメントを確認してから始めましょう。
認証方法
Quick Research
「研究目標」を入力し「研究資料」を選び、「計画を作成」をクリック。
今回はQuick Suite データは用意していないので、ウェブ検索を有効にし日本の物価高についての資料をアップロードしておきました。
- ウェブ検索: 公開されているオンラインソースから情報を収集できるようになります
- アップロード: 分析したい特定のドキュメントを含めることができます
- Quick Suite データ: 既存のリソースのデータを含めることができます
次のように計画が立てられ、「計画の改訂」から研究計画を改善することもできるようです。今回は一旦このまま「研究を始める」をクリック。
進行中はこんな感じで確認できます。
最終的な成果物は一部ですがこんな感じで表示されます。Deep Research みたいなものと思ったら良いでしょうかね。画面右上の「共有」から研究を共有、PDF、Word にしたりすることもできます。
Quick Flows
「フロー」から「フローを作成」で新規フローを作成できますが、今回は構築済みの「Job Description Generator」を覗いてみたいと思います。(会社情報、職位情報、所在地に基づいてプロフェッショナルな求人情報を作成し、適切な給与範囲と包括的な求人情報を自動生成してくれるようです)

ステップ 1. 必要なファイルのアップロードと必要な情報の入力をします。

各フローのステップでは以下のようなものを組み合わせてフローを作成できるようです。今回の「Job Description Generator」で、ステップ 1 では、ファイルとテキスト、ステップ 2 と 3 では、一般知識が使われてフローが構成されています。このように幾つかのフローを組み合わせることで自動化を目指すもののようです。









