はじめに
タスクに応じてモデルと実行方法を自動で選ぶ GitHub Copilot Fusion が一般提供(GA)になりました。
Copilot Fusion とは
Copilot Fusion は、モデルピッカーから選ぶ実行時のモデルルーター兼オーケストレーターです。
推論・コード生成・デバッグ・ツール利用など、依頼ごとの要件に合わせてモデルと実行パターンを選びます。同じ会話でも、依頼ごとに構成が変わることがあります。
3つの実行パターン
レビューを含むパターンではモデル呼び出しが増え、時間や AI クレジットも増える場合があります。
effort level
| effort level | 主な用途 |
|---|---|
| Fusion Standard | 日常的な作業。コスト・品質・応答時間のバランスを取る |
| Fusion High | 複数ファイルにまたがる変更や、範囲の明確な複雑な修正 |
| Fusion Max | 深い推論や、より丁寧な分析が必要なタスク |
| Fusion Fast | 高速モデルを使うシナリオ向け。ユーザーが選択するモデルではなく、VS Code のインラインチャットで利用される |
ベンチマーク結果
GitHubの発表による Artificial Analysis Coding Agent Index の比較結果です。
これは Fusion Max のベンチマーク結果であり、実際の利用結果や他の effort level で同じ性能・コストになる保証ではありません。
使い始めるには
- 提供先: VS Code、Copilot CLI、GitHub Copilot app、JetBrains IDE
- 選び方: モデルピッカーで Copilot Fusion を選び、選択可能な effort level を指定
- Fusion Fast: ユーザーは選択できず、VS Code のインラインチャットでのみ利用可能
- 利用条件: effort level はプランや管理者ポリシーによって異なる。モデルピッカーに表示されない場合は契約プランと組織のモデル利用ポリシーを確認
まずは日常作業で Standard を試し、レビューを厚くしたい変更で High / Max を使うと、コスト差を把握しやすくなります。
料金と注意点
- 課金: Fusion自体に別料金はなく、選ばれた各モデルの利用分が課金される
- クレジット消費: High / Max は1タスクで複数モデルを使うことがあり、Standard より多く消費する場合がある
- 期間限定割引: 公式ドキュメントでは、有料プラン向けに2026年11月30日までモデル利用料を30%割引
ベンチマークの「半分のコスト」は実際の請求額とは異なります。利用前に最新の料金表を確認してください。
まとめ
Copilot Fusion はタスクに応じてモデルと実行パターンを選びます。まず Standard から試し、必要な作業だけ High / Max にすると、追加のクレジット消費を抑えやすくなります。
