内容#
Amazon RDS for SQL Server で Standard Edition で Always On Availability Group が利用可能に
[Feb 23, 2021]Amazon RDS for SQL Server now supports Always On Availability Groups for Standard Edition
普段、AWS RDS を利用する際は、MySQLを利用することが多いのですが、エンジンのタイプが異なると、マルチAZの選択がどうなるのかと気になり、多少やって見た系の記事です。
やって見た系#
最新アップデート情報の内容の通り、
エンジンタイプには「Microsoft SQL Server」
エディションには「SQL Server Standard Edition」
を選択する。
マルチAZ配置では「あり」もしくは「なし」しか選べないようになっている。
では、"Always on"か"Mirroring"どちらが指定されるのか?
※[こちら] (https://go-journey.club/archives/11649#RDS_%E3%82%92%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81_AZ_%E9%85%8D%E7%BD%AE%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88)の説明にあるとおり、"Always On" とは SQL Server の「高可用性」を実現する機能であり、"Mirroring"に変わる機能。
"Mirroring"は非推奨のようであり、"Always On" に対応したMicrosoft SQL Server のマルチ AZ 配置を確認すべき。
設定は自動的に行われ、RDS はデプロイする SQL Server のバージョンに基づいて、"Always on"か"Mirroring"かが選択され、マネージコンソールから確認することが可能なようです。
フェイルオーバーで再起動をしてみると、40秒程度でフェイルオーバーしているようです。
二月 25, 2021, 12:34:33 午後 UTC
Multi-AZ instance failover started.
二月 25, 2021, 12:34:58 午後 UTC
Multi-AZ instance failover completed
二月 25, 2021, 12:35:13 午後 UTC
Multi-AZ failover to standby complete - DNS propagation may take a few minutes
なお、現在"Mirroring"から"Always on"に自動では変更されません。
"Mirroring"から"Always on"に変更したい場合は、シングル構成に変更して、再度マルチAZ構成変更する必要があるようです。