概要

Health イベント、CloudWatch アラーム、EC2 インスタンスの状態変更などといった AWS サービスからの通知を、一元的に設定および確認できる。
コンソールの通知センターでは、アカウント、リージョン、およびサービスにまたがる通知を確認できる。
E メール、Chatbot、コンソールモバイルアプリに通知できる。

※コンソールモバイルアプリへの通知については、次の記事で公開されているようです。

これまでも個別に EventBridge ルールを作成することはできました。要件に応じて今後は AWS User Notificaitons を利用する事で、一元的に管理ができる。また整形された形で通知内容がわかり易くなるため、Email に送信する場合は、SNS から　Lambda を挟んでといった処理も不要になるかと思います。

やってみた

今回は単純ですが、スナップショットが作成された場合に、Eメールに通知するように設定します。

「通知設定を作成」をクリック。

通知データが保存され、処理されるリージョンを選択。

イベントルールで、EBSスナップショットが作成された場合に、通知を受け取るルールを作成します。

{
  "detail": {
    "event": [
      "createSnapshot"
    ]
  }
}

集約設定では、通知の受信頻度を選択できるようです。

今回は、Emailに配信するように設定します。

Email　に Email verification　が届くので、「Verify　email」をクリックします。

EBSのスナップショットを作成し、Emailに通知がされたことを確認します。

コンソールの通知センターでも確認できます。

AWS User Notifications で通知設定を行うと EventBridge ルールを作成してくれるようです。