はじめに
皆さん、ごきげんよう!れぶです!
今回の記事では、ノーコードでWebスクレイピングできるツールOctoparseについて情報をまとめた上で、自身が考えたこと・感じたことを記していきます。内容は「スクレイピングする際に気をつけるべきこと」と「スクレイピングする目的」の二つが中心です。技術的と言うよりも、事前知識的なものになっています。
なので、これからOctoparseを使ってWebスクレイピングしたい方に特に参考になれば光栄です。
それでは、参りましょう!!
使い方
この記事が分かりやすかったです。
公式サイトも一応載せておきます。
ポイント
❶ スクレイピングする際に気をつけるべきこと
Octoparseに限らず、Webスクレイピングする際に気をつけなければならないことがあります。Octoparseのヘルプページでは、以下のように説明されています。
WebスクレイピングとWebクローリングそのものは違法ではなく、データ分析を目的とし、新たに自社のデータベースとして活用する場合は違法とはなりません。しかし、著作権を侵害したり、スクレイピングを行うWebサイトの規約に違反すると違法とみなされ、法的措置をとられる可能性があります。
Webスクレイピングには、その適用に対処するための明確な法律や用語がありませんが、スクレイピングを行う際に気を付けなければ違法になってしまう場合が3つあります。
• 利用規約に違反する
• サーバに過度の負荷をかける
• 著作権を侵害する
これら3つの違法項目について、以下の動画で詳しく解説されています。
⑴ 利用規約に違反する
Webサイトの中には、Webスクレイピング自体を禁止しているWebサイトもあります。例えば、Amazon・楽天市場・各種SNSなどが挙げられます。Webスクレイピングをする際には、対象サイトの利用規約を必ず確認しましょう。
自身は、ctrl(Windowsの場合) or command(Macの場合)+Fで、利用規約の中から「スクレイピング」や「禁止行為」と検索してまず確認しています。
⑵ サーバに過度の負荷をかける
利用規約にWebスクレイピングの記述がなくても、サーバーに負担がかかるWebスクレイピングは違法になる可能性があります。Octoparseでは待ち時間を設定できるので、スクレイピングするスピードを落としてサーバーに負担がかからないWebスクレイピングを心がけましょう。
⑶ 著作権を侵害する
Webスクレイピングで抽出したデータを使って著作権を侵害すると違法になります。例えば、写真データ等の著作物をコピーしたり、自社側のサーバに保存すると、著作権侵害になります。抽出したデータが著作権侵害の対象になっていないかも事前に確認しておきましょう。
以上、概要だけまとめましたが、詳細を知りたい方は後述の「参考サイト」をご覧ください。
❷ スクレイピングする目的を明確にする
Webスクレイピングではデータを抽出して終わりではありません。Webスクレイピングでデータ抽出→データ分析・加工→アクションと、必ずWebスクレイピングする目的があります。ある目的があって、その手段としてOctoparseを利用するという形式が一般的かと思います。なので、「何のためにスクレイピングするのか」を事前に決めておきましょう。
Octoparse公式ブログにて、Webスクレイピングの活用事例が紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。
因みに自身もOctoparseでWebスクレイピングし、抽出したデータをもとに役立てています。
| 目的 | 必要な情報 | 実際に行った手段 | |
|---|---|---|---|
| 1つ目 | 一人暮らし | 自分が求める条件に合った物件情報 | 自分が求める条件で不動産物件サイト「ライフルホームズ」を検索し、Webスクレイピング |
| 2つ目 | Android開発のトレンド収集 | Android開発のトレンド情報 | ブログプラットフォーム「Medium」のAndroid開発に関する記事をWebスクレイピング |
目的達成に必要な情報を取得するためにWebスクレイピングしていることが、上記の表でも読み取れると思います。
おわりに
今回はOctoparseについて、「スクレイピングする際に気をつけるべきこと」と「スクレイピングする目的」の二つを中心に情報を整理していきました。これからOctoparseを使いたい方への超入門編として、この記事が少しでも役立つと嬉しいです。
まとめると、Webスクレイピングする際にまず目的をはっきりさせましょう。そして、実際にWebスクレイピングする際には、利用規約・サーバへの過度の負荷・著作権の侵害の3点に注意して行う必要があります。自身の目的を達成するために、ノーコードで利用できるOctoparseを存分にフル活用していきましょう。
以上です。ありがとうございました!