はじめに
Professional VMware vSphere 6.7 (2V0-21.19, VCP-DCV 2020) を 2020年5月に受験し、合格したので、
試験対策した方法を残しておきます。
※本記事を公開 (2020年5月) からかなりの時間が経過している場合、本記事内容が不適切になる場合がありえますことご承知おきください。
(コメントいだたければアップデート検討します)
そもそも
VCP-DCV 2020 (VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 2020) を取得するには、
基本的に、必須のトレーニングコースの受講ならびに VMware vSphere 6.7 Foundations を受験し合格する必要があります。
本記事の筆者は旧バージョンの vSphere 6.5 Foundations
(2019年夏に終了済) が終了する前に滑り込みで受験し、合格してました。
その後に受験すべき Professional VMware vSphere 6.7 が新しい 6.7 のバージョンになってしまったため、しばらく受験を放置してました。
vSphere V6.5
トレーニングコースを受講していた場合、基本的には What's New [V5.5 to V6.7]
を追加受講するか VCP-NV 2020
や VCP-DTM 2020
など別ソリューショントラックからでないと VCP-DCV 2020
を認定されない模様です。(古い VCP など一度も取得してない前提)
その他のパターンなど詳細は以下の VMware Japan Education Blog
を確認してみてください。
-
VCP 2020 の取得パスについて
- VCP 2020 新規取得パス
-
VCP 2020 – 古いバージョンでのコース受講 ※
vSphere V6.5
を受講していた場合 -
VCP 2020 – 別ソリューショントラックからのアップグレード ※
VCP-NV 2020
やVCP-DTM 2020
などから取得する場合
- VCP 2020 – 今年を逃すとアップグレードが不可になる VCP バージョン
受験対策法
- 結論としては、該当試験の 無料問題集ひたすら解けばよい
- 書籍「徹底攻略VCP6.5-DCV教科書 VMware vSphere 6.5対応 徹底攻略シリーズ」を昔に買ったが、
現在はvSphere 6.7
試験であり、問題演習としては不向き 。 (vSphere全般を理解するには良いが)- 筆者は、
vSphere 6.5 Foundations
(2019年夏に終了済) を滑り込みで受験したため、この問題演習のみ使用した
- 筆者は、
- Webで問題集を検索すると、有料で販売してあるサイトが上位に出現する。
有料の問題集を買わなくても、 英語版の無料問題集とクオリティは同じなため、無料問題集で対策すれば十分 である。- ブラウザ (筆者は Google Chrome) で問題を日本語に翻訳し問題をひたすら解く
- 有料問題集でも無料問題集でも、 正答が誤っているところがたまにある ので、疑問を感じた問題は調べた方がよい
- 当日の試験 (本番) に向けて、以下を注意した方がよい
- 当日の試験における 問題文は問題集そのままに見えるが、 解答の選択肢は順番バラバラで出現する ので、順番で答えを覚えてはいけない
- 英語の無料問題集で対策の際、日本語に翻訳すると、 コマンド等解答の選択肢も強引に日本語に訳されてしまう場合がある ので、一時的に英語原文に戻す
- 筆者は、念のため 旧試験
VCP6.5-DCV (2V0-622)
の問題集を解いておいたが、試験には出てこなかったので、 該当バージョンのみ対策 すればよさそう
- 書籍「徹底攻略VCP6.5-DCV教科書 VMware vSphere 6.5対応 徹底攻略シリーズ」を昔に買ったが、
無料問題集はコレ!
-
Professional VMware vSphere 6.7 (2V0-21.19) であれば、
★2V0-21.19: Professional vSphere 6.7 Exam 2019 - Examtopics が良かった★- サイト「Examtopics」は、各問題に「discussion」ボタンがあり、正答が不適切な場合の議論や正答に関する参考リンクがコメントされている
- 2ページ目以降を閲覧するには、無料でID取得すればよい
- 筆者は解いてないが、Foundation試験の問題もあります
- その他のサイトにも問題集があるが、筆者が見たところ、問題数や問題の出現順が異なるだけで、
中身が同じなので、複数のサイトで解く必要はなさそう、参考まで他サイトは以下
当日の受験に関して
-
認定試験受験⼿順書 (VCA / VCP / Foundations 試験 - VMware Education を参考に、申し込みすればよい。
- 顔写真付きと直筆署名付きの計2種類の⾝分証明書が必要なのでお忘れなく。
- 2020年5月時点での、テストセンターの状況
-
重要:新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関連する試験実施情報
- テストセンターの場所とテスト日にもよると思うが、人が数人しかいなかった。密集になっていない (スーパーの方が密集してて怖いです。)
- マスクをしたまま受験可能。顔写真撮影とボティチェックでマスクを一時的に外す必要あり
-
重要:新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関連する試験実施情報
参考、問題演習の際に調べたページとメモ
- vCenter HA
- Active, Passive, Witness の 3 Node で構成される
- vCenter High Availability (vCenter HA) の設定手順とフェイルオーバー時間について - 技術メモメモ
- ESXiのログファイルについて
- 統合ユーティリティ
- vCPUの最大は128、論理コアの数が上限
- VAAI (vStorage API for Array Integration)
- Proactive HA の要件 → vSphere DRS 有効
- スワップファイルサイズ
- 利用メモリサイズ - 予約メモリサイズ
- 仮想マシン暗号化のキー管理サーバ (KMS)
- VMware vSphere Update Manager Download Service (UMDS)
- Update Manager Download Service のインストール、設定、および使用
- パッチのリコールおよび通知も対応
- 仮想マシンのプロビジョンに関わるストレージポリシー
- グローバル権限
- ディスクシェア
- 仮想マシンディスクアクセス優先度設定
- ディスク シェアを使用した仮想マシンの優先順位付け
- ホストプロファイル エクスポートの拡張子
-
ESXi の自動構成
- システムのネットワークデバイスやストレージデバイスがデフォルトで構成される
- データストアに割り当てたタグベースのストレージポリシー
- 小規模環境(最大でホスト 100 台または仮想マシン 1,000 台)
- フェイルオーバーまたはvMotionで移行の待ち時間を最小にするのは、スイッチへの通知ポリシー
- vSphere Replication では、リカバリサイトに vCenter, VRアプライアンス が必要
- 独立ディスクモード
- PSCのインストールプロセス、SSOドメイン作成と既存SSOドメインへの参加
- 3rd-party用、拡張機能ベースライン