はじめに
英語の技術ブログ、ドキュメント、RFC を読むときに、理解に時間がかかることはありませんか。
不明な単語で頻繁に止まる
文脈を保持するのが難しく、前後を読み返す
調べながら読むとテンポが途切れる
英語読解の問題は「単語力そのもの」より、
理解の流れが途切れる負荷 が大きな原因だと感じています。
最近、この負荷を下げるためにいくつかの Chrome 拡張を試し、
一番効果が高かったツールを使って読解プロセスを改善しました。
この記事では、
「英語を読む負荷をどのように下げることができるか」
という観点から試したアプローチをまとめます。
英語読解が止まる二つの理由
英語が「読みにくい」と感じる場面は、大きく次の2つに分類できます。
- 語彙の穴
不明単語が出るたびに辞書を引き、文脈から離れてしまう。
- 文脈保持の負荷
文章を戻る・読み直す動作が増え、読解のリズムが崩れる。
この2つが重なることで、
文章理解そのものよりも“認知的な負荷”が大きくなる のが問題です。
Chrome拡張による「読解支援」
今回は、NeonLingo という拡張を使用しました。
特徴は、文章全体を翻訳するのではなく、
読解の流れを止めないサポート に特化している点です。
主な機能
不明語だけを自動的にハイライト
単語にホバーすると即時に意味と用例を表示
頻出単語は自動的に「既知」と判断されハイライトが消える
文脈に合った適切な訳語が提示されやすい
この結果、辞書検索にかかるコストが大幅に削減されます。
実際に使用した結果
技術ブログを読む際の所要時間を比較しました。
Before
1本読むのに 12〜15 分
辞書検索 3〜6 回
文脈を追うのに集中力が必要
After
所要時間が 6〜8 分へ短縮
辞書検索はほぼゼロ
読解のテンポを維持したまま読める
体感としては、
英語力が上がったというより、認知負荷が減って読める量が増えた
という印象でした。
技術者にとってのメリット
英語のドキュメントを読む時間が短縮される
GitHub Issues などの情報収集がスムーズになる
英語学習より「作業効率化」に近い効果
英語に苦手意識があっても読み進められる
まとめ
英語読解の課題は、単語力だけではなく、
読解の負荷をいかに下げるか が重要だと感じました。
辞書検索の手間を減らし、読解の流れを途切れさせない設計は、
日常的に英語情報を扱う人にとって有効なアプローチだと思います。
Chrome を使った英語読解改善の一例として、参考になれば幸いです。