Flutterの開発環境の作成を解説します。
Macが対象です。Intel ChipでもAppleシリコンでもOKです。
現在無償配布中
Homebrewのインストール
Homebrewで、「Install Homebrew」にあるコマンドをターミナルに貼り付け、エンターキーを押します。
忘れずにpathを通し、その後、~/.zshrcを再読み込みしてください。
gitのインストール
Macにはgitが予めインストールしたありますが、Flutter公式サイトにあるように最新版にしておきます。
> brew install git
asdfのインストール
Flutterは頻繁にバージョンアップしています。プロジェクト毎にバージョン切り替えができるように、「asdf」をインストールします。
> brew install asdf
~/.zshrcに、
. /opt/homebrew/opt/asdf/libexec/asdf.sh
を追加します。
Flutterのインストール
asdfがFlutterのバージョン管理ができるようにプラグインをインストールします。
asdf install add flutter
これで、Flutterの各バージョンをインストール・切替ができるようになります。
Flutterのバージョン切り替え
最新版をインストールします。
注意:
Flutter 3.0(だと思う・・)からインストール時に
Intel chip、Appleシリコンでインストールされるバイナリを
分けています。そのため判断用に「jq」が必要です。
> brew insta jq
で、インストールしてください。
> asdf list all flutter
で、インストール可能なflutterのバージョンを確認できます。
最新版は(2022/09/16現在)、「3.3.2-atable」です。
> asdf install flutter 3.3.2-stable
でインストールします。
過去の2.x系をインストールします。2.x系の最新(2022/09/16現在)は、「2.10.5-stable」です。
> asdf install flutter 2.10.5-stable
でインストールします。
PC全体で最新版が使えるようにします。
> asdf global flutter 3.3.2-stable
で、PC全体が「3.3.2-stable」を使います。
> flutter --version
で確認してください。
どこか適当なフォルダへ移動し、
>/dev/hoge asdf local flutter 2.10.5-stable
でフォルダ以下に2.x系を使うようにします。
>/dev/hoge flutter --version
で確認します。
cocoaPodsのインストール
cocoaPodsのインストールを行います。Flutter公式サイトにある
>sudo gem install cocoapods
でも良いのですが、Macにインストールされているrubyは古いので、Homebrewでインストールすると、rubyやgemも管理してくれます。
> brew install cocoapods
のほうが後々のトラブルから解放されます。
XCodesのインストール
Appleの開発環境のXcodeもXCodesというアプリケーションを使い、バージョン切り替えができるようにします
また、XCodesを使うとダウンロードが早いです。
Xcodeのインストール
> brew install xcodes
でインストールします。
GUIアプリケーションですので、ランチパッドなどから起動してください。
Android Studioのインストール
Android StudioからChipあったものをダウンロードし、インストールします。
commandline-toolsのインストール
Android Studioを起動し、最初の画面の「SDK Manager」をクリックします。
SDK Platformのインストール
同じく、SDK ManagerからAndoroid Platform、Sytem Imageのバージョンをダウンロードします。
エミュレータ、シミュレータ
デバイスマネージャからAndoroidエミュレータを作成します。
iOS系のiPhoneシミュレータは、Xcodeに含まれていますが、最新のiOSのみです。
過去のiOSバージョンをインストールして切り替えてテストしたい場合などは、無償配布中の本書内に図解してあります。
以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。