はじめに
PythonでGUIアプリケーションを開発しながら勉強したいと思ったとき、Tkinterは非常に便利なライブラリです。この記事では、Python初心者がTkinterを使用して、一日のスケジュールを円グラフで表示するアプリケーションの作成手順を紹介します。
※一部だけコードを公開しています
Tkinterの特徴
- 標準ライブラリ: Pythonに標準で含まれているため、追加インストール不要。
- 簡単な使い方: シンプルなコードでGUIを作成できる。
- クロスプラットフォーム: Windows、Mac、Linuxで動作する。
- 拡張ウィジェット: ttkモジュールを使用することで、より洗練されたウィジェットを利用できる。
1. 必要なライブラリのインポート
まずは、必要なライブラリをインポートします。
import tkinter as tk
from tkinter import ttk
from datetime import datetime
- スケジュールアプリの基本フレームの作成
スケジュールの入力や表示を行うための基本的なフレームを作成します。
class ScheduleApp:
def __init__(self, root):
self.root = root
self.root.title("24時間円グラフスケジュール")
- スケジュール入力フレームの作成
スケジュールを入力するためのフレームを作成します。このフレームには、日付、開始・終了時間、スケジュール名、メモの入力エリアが含まれます。
# スケジュール入力フレーム
self.input_frame = ttk.LabelFrame(root, text="スケジュール入力")
self.input_frame.pack(padx=10, pady=10, fill=tk.X)
-
各入力項目の作成
日付、開始・終了時間、スケジュール名、メモの各入力項目を作成し、フレームに追加します。 -
時間入力の特別な機能
開始時間と終了時間の入力エリアをクリックすると、時間を選択するダイアログが表示されるようにします。
def show_time_picker(self, event, time_type):
dialog = TimePickerDialog(self.root)
self.root.wait_window(dialog)
selected_time = dialog.get_selected_time()
- スケジュールの追加
「スケジュール追加」ボタンをクリックすると、入力されたスケジュールが追加される機能を実装します。
まとめ
この記事では、Python初心者がTkinterを使って一日のスケジュールを円グラフで表示するアプリケーションの作成方法を一部紹介しました。Tkinterはシンプルで、初心者でも取り組みやすいGUIライブラリだと思います、是非挑戦してみてください。